GC緑十字グループ…「コロナ医薬」で頭角あらわす


コロナ19をつかむために大手製薬・バイオ企業が率先して治療剤とワクチンの開発に集中している。文在寅(ムン・ヂェイン)大統領が去る4月9日、韓国パスツール研究所を訪ねて治療剤などを開発しているメーカーの代表者と会い、強力な支援を約束したのも彼らの功績と役割を認めたからだ。

主要メーカーの中で最も活発なところはGC緑十字グループだ。系列会社ごとの強みを前面に出して、コロナ19のワクチンと治療薬、診断キット事業を進めている。

先月初めホ・イルソプGC緑十字会長は系列会社の社長を集め、コロナ19事態が重大であるほど、各社ごとに行うことができる役割を考えてほしいと注文したことが分かった。 GC緑十字は当初、コロナ19がインフルエンザとは異なる一時的なものと判断したが、事態が長期化すると専門を生かすことにした。 GC緑十字が開発しているサブユニット(ウイルスを一部含む抗原)のワクチンは、ウイルスや細菌などを活用した既存の弱毒化ワクチンとは異なり、タンパク質を活用して安全性が高い。

GC緑十字は確定者の血液からB細胞(抗体を作る細胞)を分離した後、組換え技術を活用した抗体治療剤も開発している。またコロナ19の血漿治療「GC5131A」を今年下半期に発売する計画だ。 GC5131Aは加治者の血漿からさまざまな抗体が含まれている免疫タンパク質だけを分画して作成された「高免疫グロブリン」だ。

子会社であるGC緑十字レプセルは「ナチュラルキラー細胞(NK細胞)」を活用し、コロナ19治療剤を開発している。 NK細胞はがんなどの異常細胞を破壊する先天的な免疫細胞で、これを活性化させてウイルスを捕獲する。 GC緑十字レプセルは米バイオテックと協業して、今年の下半期に人体臨床試験を計画している。別の子会社であるGC緑十字エムエスはコロナ19、診断キット事業、GC緑十字ゲノムは治療・ワクチンの開発を支援するコロナ19塩基配列解析サービスを開始した。

SKグループはSKバイオサイエンスがコロナ19ワクチン候補物質を発現させて、動物で効力試験を進めている。早ければ9月には人体臨床に進入する。 SKケミカルは販売されている喘息治療薬「アウベス」がコロナ19の治療に適していることを確認するために、国内11ヶ所の医療機関が行っている臨床試験にアウベスを供給している。血液製剤を製造するSKプラズマは、血漿治療剤を開発している。
  • 毎日経済_キム・ビョンホ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-04-30 20:59:22