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サムスン電子「Galaxy Watch」に血圧測定機能を追加

「サムスンヘルスモニタ」アプリで 

  • サムスン電子「Galaxy Watch」に血圧測定機能を追加

  • 「Galaxy Watch Active2(ギャラクシーウォッチ アクティブ2)」を用いて血圧を測定する様子。 [イ・スンユン記者]


サムスン電子のスマートウォッチを用いた血圧測定アプリ「サムスンヘルスモニタ」が18日、公式発表された。略式だが日常で血圧を頻繁にチェックし、記録を残すことができる道が開かれたわけだ。

この日、血圧測定を支援する「Galaxy Watch Active2(ギャラクシーウォッチ アクティブ2)」を入手して初期設定を完了し、「血圧測定」ボタンを押して1分あまり間待っているだけで、簡単に収縮期と拡張期の血圧を見ることができた。測定中に動いたり話をすると、測定値が出ない場合もあった。

ギャラクシーウォッチアクティブ2のユーザーが血圧測定機能を利用するには、まずギャラクシーウェアラブルアプリを利用して、ファームウェアの更新をしなければならない。アップデート後に「サムスンヘルスモニタ」アプリをインストールする必要がある。アクティブ2のアプリ画面の端に表示された「サムスンヘルスモニタ」アプリのボタンを押すだけで、スマートフォンと連動して、アプリをインストールすることができる。またはサムスンのApp Storeからアプリをダウンロードすることもできる。

その後は初期設定値を計測するためにホンモノの血圧計を横に置いて、カフ血圧計を用いた血圧測定のテストを3回経る。アクティブ2で測定した値と実際の血圧計の入力値を比較して、数値間の誤差を低減させるためのプロセスだ。以降は簡単で、血圧測定ボタンを押すと収縮期・拡張期の血圧と心拍数を見ることができる。

血圧測定原理は、スマートウォッチで測定した脈拍波形を基準血圧と比較分析し、血圧と脈拍数を示すものだ。ただし基準血圧は4週間ごとにカフ血圧計を使用して補正して欲しいとある。測定した血圧は、スマートウォッチとスマートフォンで確認することができる。日・週・月ごとに血圧の推移を確認することができ、PDFファイルとして保存し共有も可能だ。

「サムスンヘルスモニタ」アプリはAndroid 7.0以降のバージョンをサポートするサムスン製スマートフォンでのみ使用することができ、関連するセンサーが内蔵されたギャラクシーウォッチアクティブ2とこれから血圧測定機能を支援するスマートウォッチでもサポートされる予定だ。去る5月、食品医薬品安全処で許可を取得した心電図(ECG)測定機能は、今年の第3四半期の「サムスンヘルスモニタ」アプリの更新を介して支援される予定だ。
  • 毎日経済_イ・スンユン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-06-18 18:10:54




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