韓、試験用「コロナ血漿治療剤」の生産完了

すぐさま臨床試験に着手する予定 

「コロナ19」治療の一環として開発されている「血漿治療剤」の臨床用製造工程が完了し、防疫当局はすぐさま臨床試験に着手する予定だ。

中央防疫対策本部のクォン・ジュヌク副本部長は11日午後、忠清北道の五松疾病管理本部で開かれたコロナ19定例ブリーフィングで、「去る10日に臨床試験用の血漿治療剤の製造工程が完了し、先だって7月29日には食品医薬品安全処にすでに臨床テスト計画を申請しており、今後は臨床試験に着手する予定」だと明らかにした。

血漿治療剤はコロナ19完治者の血液中に含まれる抗体と免疫グロブリンを濃縮・製剤化して作ることで、政府は年内の開発を目標としている。抗体治療剤や既存の薬物の再創出あるいは新薬開発などと比較したときに、開発目標時期が最も早い。

クォン副本部長は、「臨床試験が承認されると患者を対象に、すぐさま臨床試験に着手する予定」だとし、「治療とワクチンの開発は容易ではないということを言いましたが、治療剤に対しては効果性、ワクチンは安全性と有効性を考慮して確保の戦略を樹立している」と説明した。

続いて「世界各国でワクチンの開発が完了すると、ワクチン国家主義も深化されないことが憂慮される状況」だとし、「接種を開始する国があるといえども、副作用が発見されると世界がパニックに陥る可能性もある」と展望した。

また、「ワクチン接種は世界各国が慎重かつ根拠に基づいて行わなければならない」とし、「防疫当局はワクチン開発の背後に予想されるすべての可能なシナリオを検討し、最善の対応策を用意する」と付け加えた。
  • 毎日経済_イ・サンヒョン研修記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-08-11 16:01:00