Q.WMエンターテインメントについて教えてください
| A. | ボーイグループのB1A4、ONF、ガールグループのOH MY GIRL、IZ*ONEメンバーのイ・チェヨン（李彩演）などが所属するWMエンターテインメントは、ガールグループPAPAYAのマネージャーとしても活動した、元歌手のイ・ウォンミン（李元敏、本名：キム・ジョンス）が2008年に設立した会社です。 設立時に一緒に過ごしたテグン、ラッパーのユジン、ガールグループのトゥヤTo-Ya、ガールグループのBaby V.O.X出身のアン・ジンギョンなどは大きな反響を受けられず終了しました。 WMエンターテインメントが定着したのには、2011年に発売したB1A4の力が大きかったです。 B1A4がスーパールーキーで人気グループに浮上し、瑞草区（ソチョグ）方背洞（パンベドン）の部屋1間の会社だったWMエンターテインメントは、麻浦区（マポグ）望遠洞（マンウォンドン）の7階建てビルに移る感激を覚えました。 B1A4が定着すると、今度は8人組ガールグループOH MY GIRLを披露して安定しました。溢れるグループの中で生き残るのが容易でないガールグループ大戦で、OH MY GIRLはそれなりに善戦し会社経営にも役立ちました。 中小企画会社でボーイグループ、ガールグループを成功裏にデビューさせた秘訣は何でしょうか？ WMエンターテインメントの追求する音楽スタイルが個性のある歌だということにあるのかもしれません。 「まずは数曲お聞かせしました。実験的な曲もあったんですが「この曲はちょっと変わった曲だけど、これも好まれるかな？」と心配しましたが、それだけいいと言われました。それで「変な会社だ」と思いながらも気分はよかったです。大手企画会社でもないし、中小企画会社でこんなことでデビューするのか？そこに魅力を感じたと思ったりもします」 ONFのデビューアルバムのプロデュースを担当したプロデューサー、ファン・ヒョンさんの言葉です。（スターニュースとのインタビュー） 所属アイドルグループが一言で定義しにくい多彩なコンセプトを試みるという点も成功の要因になったでしょう。B1A4は漫画に登場するイケメンや幼馴染、または学校の先輩のような感じ、OH MY GIRLは童話に出てくる妖精、ONFはSF漫画の主人公で色とりどりです。 多様なコンセプトを消化するには、多様なジャンルの曲を扱えなければなりません。言い換えると実力が満たしていないといけないという意味です。練習、また練習。WMエンターテインメントは、練習生*を徹底的にトレーニングさせる企画会社として定評が高いです。 強い個性をアピールするほど忠誠度の高いファンを確保できる反面、支持基盤を広げるのは難しいです。このような弱点をマーケティングと広報で補わなければならないのですが、中小企画会社なので、ちょっと物足りない感じもします。 * 2021年、女性6人、男性4人がWMエンターテインメントの有望株として公開されています。女子練習生の中では、ソウル公演芸術学校の実用舞踊科8期出身のチョン・ヒョンソが2000年生まれで最も年上で、男子練習生の中では『PRODUCE X 101』に出演した1994年生まれのイ・ギュヒョンが含まれています。 WMエンターテインメントのイ・ウォンミン代表は「アイドルを商品としてではなく、人として見ている」と強調します。B1A4のファンダムBANA、OH MY GIRLのファンダムMIRACLE、ONFのファンダムFUSEのうち、言葉と行動が違うと反論するファンもたまにいるでしょうが、着信音を最近カムバックする所属歌手のタイトル曲に変えるという事実を勘案すれば、情が深いというのは分かります。 WMエンターテインメント所属のアイドルグループが一様に「少女感性」の好みでファンから「ウォンミン姫」というニックネームをつけられたイ・ウォンミン代表は2020年9月、ユア（柳我我）のソロアルバムショーケースで涙を流している姿を捉えて話題になりました。 ユアとは誕生日も同じだというので、自分が成し遂げられなかった歌手としての夢も思い浮かんだだろうし、なんだかんだと泣きそうな気もします。 |
- Lim, Chul
- 入力 2021-03-29 00:00:00
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