Q.「次から次へと続く話」で紹介された女子大生請負殺人事件について教えてください

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A. この事件が起きた当時、韓国の警察は失踪事件にあまり関心を持っていませんでした。

成人女性の失踪は家出とされ釜山(プサン)で3歳の赤ん坊がいなくなったのに家出と見なされました。京畿道(キョンギド)華城市(ファソンシ)では8歳の少女が帰宅途中に失踪したにもかかわらず、失踪として処理し、その後、遺体を発見しても隠匿するという蛮行が発生しました。

一言で言って失踪事件に関しては韓国警察は無能の極致を越え無責任な状態でした。

2002年、梨花(イファ)女子大学法科大学に通っていたハ・ジヘさんは「午前5時30分頃、プールに行く」と言って家を出た後、連絡が途絶えました。ハ・ジヘさんの父親がうわさを頼りに娘が拉致されるCCTVの映像を見て警察が捜査に乗り出しました。

10日後、ハ・ジヘさんは京畿道河南市(ハナムシ)のある山で悲惨な状態で発見されました。頭と顔面に6発の銃傷があり剖検の結果、片方の腕だけで3か所の骨折傷が確認されました。一言で残酷に殴打されたのです。

遺体が発見された直後、一部のメディアで「無差別殺人」という表現が出回りましたが、娘の周辺に怪しい人物が徘徊したというハ・ジヘさんの父親の証言とこれを裏付ける証拠が浮上し警察の捜査は計画的な犯罪だという結論に達しました。

この事件の中心には現職判事がいました。
彼は嶺南製粉の娘婿でした.

嶺南製粉の会長夫人のユン・キルジャ(当時58歳)は「娘婿が不倫をしている」という話を聞いて娘婿を疑い始めました。司法試験に合格した後、判事に任用されたハ・ジヘさんの従兄は現金7億ウォンとマンション、自動車を受け取る、いわゆる「契約結婚」をしましたが、彼は契約結婚が実現したあとに、受け取ったお金の10%を謝礼金として渡す慣行を無視してしまいました。お金がもったいなくて一銭もあげなかったのです。これに恨みを抱いた仲人がキム判事が不倫をしていると伝えたのです。

判事の娘婿は前の彼女と電話で話をしていて義母が「なぜ女性と話をしてるの?」と問い詰めると司法試験を準備中の従妹が、自分に電話でよく質問すると答えました。

夫の頻繁な不倫により被害妄想が激しかったユン・ギルジャは、娘婿を監視するために娘夫婦が寝る寝室に盗聴装置を設置しハ・ジヘさんを尾行するために監視をつけました。現職の警察と興信所の職員などハ・ジヘさんを監視するために動員された人がなんと25人にもなったそうです。ハ・ジヘさんとキム判事が同じ建物に入る写真を撮ってくれば3億ウォンをあげると懸賞金までかけました。

きめ細かい監視網を構築しておいたが無駄でした。司法試験の勉強に余念のなかったハ・ジヘさんの動線は、家、学校、図書館がすべてだったからです。ハ・ジヘさんを追跡していた警察と興信所の職員はハ・ジヘさんは不倫とは無関係だという結論を下し「もう尾行をやめよう」と説得する人まで出てきましたがユン・ギルジャは微動だにしませんでした。

2年にわたる尾行にも成果がなかったためユン・ギルジャはハ・ジヘさんの家に電話をかけ「娘をしっかり管理してほしい」と怒りをあらわにしました。突拍子もなく従妹に被害を与えたキム判事は立場に困り果てたのか、何も言わず黙っていたためユン・ギルジャがハ・ジヘさんを疑ったという一面もあります。

とにかくこのことで、ハ・ジヘさんの家では尾行の背後に従兄の妻の実家があることが分かりました。ハ・ジヘさんの一家はユン・ギルジャを告訴しユン・ギルジャと尾行人に対する接近禁止命令も下されました。

訴訟で負けるとユン・ギルジャは気が狂いました。ついに自分の運転手をしていた甥のユン・ナムシンに殺人を頼むに至りました。一人で仕事をするのが怖かったユン・ナムシンは高校の同窓である消費者金融業者のキム・ヨンギを引き入れました。

2人はハ・ジヘさんを1か月間尾行して動線を突き止めた後、拉致して殺害しました。

犯行が犯されハ・ジヘさんが死んだことを確認したユン・ギルジャは「ユン・ナムシンとキム・ヨンギを中国に出国させ、越北せよ」という指示までした。キム・ヨンギの要求で整形手術の費用までまかなってしまいました。

事件発生から1か月が過ぎた後、警察はユン・ギルジャが殺人を教唆したと確信するようになりました。ハ・ジヘさんの父親が注目したキム・ヨンギがユン・ナムシンと高校の同窓である事実が明らかになった上、ユン・ギルジャから巨額を受け取った事実、ユン・ギルジャが空気銃など犯罪道具を購入した形跡が発見されました。しかし犯人が外国に逃げた上、特にユン・ギルジャを追及する方法がなく捜査は困難にぶち当たりました。

犯人を逮捕しユン・ギルジャを法廷に立たせたのはハ・ジヘさんの父親でした。彼はベトナムに直接行き現地の警察や現地在住の韓国人社会、インターポールに捜査を要請し私費をはたいて懸賞金まで投じました。このような努力を不憫に思ったのか、中国から通報電話がかかってきました。ハ・ジヘさんの父親は中国公安に情報を提供し中国公安はユン・ナムシンとキム・ヨンギを逮捕し韓国に強制連行しました。ユン・ナムシンとキム・ヨンギは韓国の警察に引き渡された後、素直に自白したといいます。

裁判にかけられユン・ギルジャとユン・ナムシン、キム・ヨンギは無期懲役に処されました。拉致犯とハ・ジヘさんを尾行した人たちも皆処罰を受けました。

不幸にも事件はここで終わりませんでした。刑務所にいるはずのユン・ギルジャが検察の「刑執行停止」処分を受け、セブランス病院の特別室に居住していたことが明らかになったのです。ありとあらゆる口実をつけながら外出、外泊までしました。この病院の医師が虚偽の診断書を書いてくれたおかげです。

『それが知りたい』の制作陣の取材要請に対して黙々と答えていた検察は放送直前に刑執行停止を突然取り消しユン・ギルジャを刑務所に戻しました。

財閥、検事、医者など、いわば韓国社会で裕福な人々は「有銭無罪」であったことが満天下にさらけ出された事件で裁判官を夢見たハ・ジヘさんは死をもって韓国社会を告発します。

ソウル法学部を卒業して判事になったその立派な従兄はどうなったのでしょうか?殺人を教唆もせず殺人に加担もしませんでしたが実際、従妹を死に追いやった彼はハ・ジヘさんの両親に謝罪すらしませんでした。それに裁判所から何の懲戒も受けずに10年も判事生活をしました。そしてこの事件が発覚した後「適格審査対象」として通告を受け法服を脱ぎました。

裁判官として在職している間、果たして彼が他人を処罰する資格があったのか知りたいです。
  • Lim, Chul
  • 入力 2021-09-10 00:00:00

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