Q.韓国にも猫の幽霊怪談がありますか?

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A. ソジンルームサロン(ホステス付きの個室クラブ)事件は平凡な韓国人にもかなり衝撃でした。利権争いであれ些細な感情争いであれ刃傷沙汰になったことであれ、極悪非道な殺人事件は不安と恐怖そのものでした。

当時、ノ・テウ政権は窮地に追い込まれた状態でした。国軍保安司令部が政治、労働、宗教界など全方位にわたって民間人に対する政治査察を行なったことが暴露され韓国社会は大騒ぎになりました。

窮地に追い込まれた政権が抜いた刀が「犯罪との戦い」でした。「犯罪との戦い」は軍事クーデターで政権を獲得した後、民心を慰めるための伝家の宝刀でしたが、ノ・テウ政権時代における戦争の様相は異なっていました。賄賂と親交があり検察と警察の適切な関係を維持してきた犯罪集団も逃げ道を見つけることができませんでした。

戦争に敗れた韓国の組織暴力団は消えました。少なくとも日向で活動する組織暴力団はもう探しにくくなりました。

この時期に登場した都市怪談が、香港おばあちゃんの幽霊です。

怪談のあらすじはとても簡単です。

大韓航空の飛行機に乗って香港に向かっていたおばあちゃんが飛行機事故で帰らぬ人になろうとした瞬間、一緒にいた猫と融合して幽霊になったという内容です。

香港おばあちゃんは、半人半猫の幽霊になったわけです。幽霊になった香港おばあちゃんは韓国に帰ってきました。そして抵抗する能力のない小学生、その中でも学校を終えて家に帰る子どもだけを選んで殺害し始めたという話です。

おばあちゃんは幽霊ですが、猫と一緒になったせいかすごく早いです。100メートルを10秒以内に走るため逃げても、すぐにつかまってしまいます。

幽霊から逃げる方法があります。下校途中の子供に近づき、いろいろ質問を投げかけるのですが、この時、答えさえうまく答えれば幽霊から逃れることができます。生き残る方法は答えながら言葉の最後に「香港」という言葉だけ加えればいいのです。

もちろん誰かが100%作り上げた話です。

同じ時期に香港に向かっていた韓国の旅客機が墜落した事故も飛行機事故で死亡した乗客も全くいなかったからです。

「香港おばあちゃんの怪談」は1980年代末から1990年代初頭にかけて広まっていました。子供たちが学校に行きたくないと駄々をこねるほどでした。当然、新聞やテレビでも紹介されました。

子供ドラマの素材としても使われ映画化もされました。

韓国の都市怪談は日本から渡ってきて変形されたものがかなり多いですが、香港おばあちゃんの幽霊は純然たる韓国産です。「妖怪になった猫又が老婆を食い荒らし姿を盗む」という日本の古典怪談に影響を受けたかもしれませんが、怪談が出回った時期が日本の大衆文化開放前であることを考慮すれば海を渡ってきた民談とは言えません。

では、なぜこんな怪談が出回るようになったのでしょうか?

政府が犯罪集団掃討作戦を「戦争」と呼ぶほど、当時の韓国社会では子供の誘拐事件や人身売買が横行しました。

下校途中の子供たちが不良から金品を巻き上げられるのは非常に頻繁に起きて警察に話しても事件扱いすらされないほどでした。子供たちだけでなく道を歩いていた女性が拉致されて島の風俗街へ売られ、男性も拉致されて漁船で強制労働に苦しめられたりもしました。

このような状況を考慮すると子供を早く帰宅させるために怪談を作り出したという説が提起されました。犯罪との戦いを行う政権が世論の支持を受けるために怪談の拡散を積極的に擁護したのかもしれません。
  • Lim, Chul
  • 入力 2021-12-16 00:00:00

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