Q.詐欺師のチョ・ヒパルは本当に死にましたか?

답변게시판
A. 韓国史上、最大規模の詐欺行為を繰り広げたチョ・ヒパル。

検察の公式立場は「死亡」です。

2015年10月、チョ・ヒパルの最側近である金庫番のカン・テヨンが中国公安に検挙され韓国に送還された後、本格的な捜査に入った検察が翌年6月末に下した結論です。

カン・テヨンが逮捕され電算責任者ペ・サンヒョクの自首で希望を持っていた数万人の被害者は再び慟哭するしかありませんでした。

検察がチョ・ヒパルの死亡を既定事実とみなし「公訴権なし」の決定を下した根拠は生存の証拠がないという理由からです。そして2011年12月18日、中国のあるカラオケボックスで愛人たちと酒を飲みホテルの部屋で倒れて亡くなったという遺族の主張を受け入れました。

遺族が死亡直後に採取したというチョ・ヒパルの毛髪が国立科学捜査研究院の鑑定結果、当事者であることが確認され家族が撮影した葬儀の動画に偽造の痕跡がないという理由からでした。

遺族たちはチョ・ヒパルの遺体を火葬したそうですが、火葬された遺骨ではDNA鑑識ができません。

チョ・ヒパルの死はこれよりずっと先に公開されました。遺族たちは2012年5月、恨みを持つ勢力から請負殺人に遭い死亡したとして中国から撮ってきた葬儀の映像を公開しました。しかし遺族たちの主張に被害者は直ちに反論しました。

2011年12月19日に亡くなったことになった死亡確認書に中国公安の認証印が押されておらず、チョ・ヒパルが火葬認証書の日付も遺族の主張する火葬の日付と異なる点などが疑問を増幅しました。

棺おけの映像は簡単に偽造でき検察が認めたチョ・ヒパルの毛髪もいつ採取したのか確認する方法がありません。さらに、韓国SBSの『それが知りたい』の取材チームは中国でチョ・ヒパルがよく通っていたゴルフ場で死亡後も利用した記録を確認しました。

チョ・ヒパルは「死んでこそ生きられる男」というニックネームまでつけられました。

こうした数々の疑惑にもかかわらず検察は遺族の主張を受け入れたのです。

被害者たちは検察の発表を受け入れられません。チョ・ヒパルに請託された政界や検察、警察幹部がいずれも「嫌疑なし」で終結してしまった状態なので被害者は検察や警察がチョ・ヒパルを捕まえようとしないということでしょう。

起訴された検察や警察公務員が全くいないわけではありません。検察捜査官1人と警察官4人が拘束起訴されましたが、皆下位職です。

検察と警察の高官や政界に対するロビーの情況は様々なところで明らかになっていますが、実際に起訴された高官は一人もいないということです。検事出身の弁護士が、現職検事から捜査状況の報告を受け逃走を手助けしたという疑惑すら「嫌疑なし」で終わったのは同様でした。

チョ・ヒパルが生きた状態で逮捕されたとしたら滅びるのはチョ・ヒパル1人だけではないという話です。服を脱ぐ高位公務員や政治家が1人や2人ではないため検察がチョ・ヒパルは死んだ人間扱いするのではないかというのが詐欺被害者たちの主張です。

疑惑は多く解決できることが1つもないため被害者は約10年前のことをまだ昨日のことのように記憶して苦しんでいるのです。

チョ・ヒパルは助かったのでしょうか?死んだのでしょうか?
真実はチョ・ヒパルだけが知っています。

もしかしたらチョ・ヒパルが生きて韓国に帰ってくることを恐れる人々も彼の行方を探しているのでしょう。
  • Lim, Chul
  • 入力 2022-01-05 00:00:00

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