Q.酢の効能について教えてください
| A. | 7回の競合のうちチャングムは母が残してくれた酢で最初の勝利を勝ち取ります。数十年前に作って土に埋めておいた酢が風変わりな風味を与えるだけでなく酢を作って数十年間保管しておいたという真心が勝った秘訣でした。 酢は世界中どこでも食べられる調味料です。穀物や果物が発酵した酒を造ったように、酒が発酵した酢も簡単に接することができます。酒が作れるなら酢は自然とついてくるということです。 酢は人類が最初に接した殺菌剤です。酢は長い間、保管していたため味が悪くなった食べ物の味を引き立たせるだけでなく細菌の増殖を抑えて食中毒を予防してくれました。 酢の殺菌効果がどれほど大きいかは『4人の泥棒の酢』（fourthieves vinegar）の話で、はっきり分かります。ペストが猛威を振るい、いたるところに遺体が積もり街中で人の足跡が途絶えた欧州で、4人の泥棒が何の問題もなく歩き回りながら貴重品を盗みました。泥棒たちは捕まった後、自由の対価としてニンニクやハーブなどをじっくり絞って作った酢を数時間ごとに全身に塗って堂々と通うことができたとして酢を作ったレシピを渡したそうです。 古代ローマ人は浄水用に水に混ぜて飲むこともありましたが、酢やワインを混ぜた水をポスカ（Posca）と言います。 これとは違いマスクが生活必需品になってしまったコロナ渦で、マスク5枚でまだ耐えているというタクシー運転手さんの話もあります。一日中つけていたマスクを酢を溶いた水につけておいて乾かしてから再びつけると誇らしげに自分の節約ノウハウを公開しました。 こんな殺菌効果が病気の予防や治療にまでつながるのでしょうか？ 酢が健康食品として注目されたりもします。 糖尿、高血圧、動脈硬化、肝臓病、胃腸病、腎臓病、便秘、不眠症、骨粗鬆症、腰痛、皮膚老化防止に効果があるという話もあり実際に酢で効果があったという証言も溢れています。ある主婦が黒酢で15キロの減量に成功したという話が放送されてから、しばらく黒酢が飛ぶように売れたりもしました。 酢が便秘に効くことは確かですが、動脈硬化や腎臓病にも効果があるかどうかは学者たちの見解が分かれます。ですから酢を飲んでも、あまり飲み過ぎては困ります。 ただ糖尿病や高血圧のせいで甘い物や塩辛い物が食べにくい人は、食べ物の味を調えるための適切な調味料ではあります。味が薄いし食欲もある程度抑えてくれます。 健康食品としての効果は未知数ですが、洗浄用には素晴らしい選択です。まな板や包丁、布巾を洗い加湿器の洗浄にも使えます。トイレの臭いやペットのおしっこの臭いを消す用途としても活用できます。 電子レンジを洗う時にも便利ですが、酢と水を混ぜて数分間、湿った内部を布で拭き取ればいいです。ただ、酢の匂いがすることがありますので換気に注意しなくてはいけません。 柔軟剤がなければ洗濯物をすすぐ時に酢を数滴垂らすと服のシミや汗の臭いをしっかり取ることができます。少しやりすぎるくらい酢を入れても揮発性の強い酢は全部飛んでしまうので、臭う心配をしなくていいです。 もう1つ、酢の使い方を紹介します。お風呂に入る時に使用します。浴槽にお湯（30℃以上）を入れた後、酢を1カップ入れて20~30分ほど経った後に浸かると溜まった汚れが落ちます。酢がタンパク質を分解してくれるからです。参考までに、自然発酵酢の作り方を教えします。 水1リットルに砂糖と食べられなくなった果物を瓶に入れて瓶の入口を布とゴムひもで塞いでください。1週間ほど発酵させた後、具を取り出して残ったものを時々かき混ぜながら2~3週間ほどさらに発酵させれば終わりです。酢酸菌を入れると成功率が高くなりますが、なくてもいいです。 発酵過程で酢酸菌が発生する前に他の腐敗菌が先に増殖すれば失敗。アルコール度数を上げると腐敗菌は発生しませんが、酢酸菌も発生しないので失敗です。 |
- Lim, Chul
- 入力 2022-03-24 00:00:00
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