Q.韓国では合法の貸金業者もヤミ金融業者のような扱いを受けるのですか?

답변게시판
A.
アジュキャピタルの売却の件により、貸付業体(テブオプチェ、貸金業者)という言葉を人々が口にしたりしています。韓国でファイナンスは事実上、貸金業者として認識されています。

それなら、貸金業者に対する韓国人の考えが気になりませんか?おそらくその答えは、消費者金融の広告のフレーズから見つけることができるでしょう。いくつかの例を挙げてみます。

「嫌われているお金があります。裏金でも賄賂でもないのに嫌われているお金。誰かには医療費となり、生活費になっているお金、だからなくてはならず、忙しくなければならないお金」(韓国貸付金融協会)

「バスと地下鉄だけに乗ることはできない。忙しい時はタクシーにも乗らなくては」(ラッシュ・アンド・キャッシュ)

このような広告に芸能人たちが出演したら、メージを台無しにしてしまいます。たくさんの悪口を言われ、生き埋めに遭う状況に処したりします。なので、消費者金融の広告には、人気のなくなった芸能人や、人気とは関係なく、とにかくお金が必要な芸能人がモデルとして出ることになります。

貸金業者に対する人びとの認識とは関係なく、お金をよく稼ぐところが貸金業者(貸付業)です。理由は簡単です。お金がない人は、信用の状態さえ悪く、銀行からお金を借りることが難しいからです。

低金利の時代と呼ばれていますが、消費者金融の金利は年30%を超えます。正式に登録した消費者金融の場合、年間34.9%まで合法的に利息を受け取ることができます。ヤミ金融同然の違法な金貸し屋の場合には、先利子とか、利息を毎月単位で適用したり(複利で計算すると、実償還額は46%まで上昇する)などの各種手法で利子を膨らませます。

消費者金融からお金を借りる人も、このような事実を知っています。それにもかかわらず、仕方なく消費者金融のドアをたたかざるを得ない人がかなり多くいます。消費者金融を利用する人は、だいたい4種類に分類することができます。

1. 一時的に資金繰りが悪化した自営業。銀行にお金を借りることは難しい状況で、少ししたらお金が入るだろうという考えで消費者金融を使うようになる
2. 巨額の治療費が必要な病気にかかった人、またはその家族
3. 事故を起こして示談金として突然巨額が必要になった人
4. ギャンブルや、高級ブランド品に目を覚まし、経済観念がまったくない人

もちろん、一時的に消費者金融を利用することもあります。問題は、一度消費者金融を利用すると、銀行への道が完全に塞がることにあります。昔は消費者金融からお金を借りるためめに信用照会をすると、貸金業者が信用照会をしたという事実だけで、信用格付けが墜落し、銀行の融資を受けれなくなってしまいます。今は照会したという事実だけでは信用格付けに影響を与えませんが、消費者金融からお金を借りれば、すぐに信用格付けが低下します。

消費者金融はこのような点を悪用したりします。ローンの初月の利子を免除するという釣り文句を掲げるのです。利子がつかないなんて、いい条件ではあります。良い条件に惹きつけられ消費者金融に引っかかると、一生抜け出せなくなります。消費者金融からお金を借りたという理由だけで、銀行が相手にしてくれなくなるためです。そのため、金融当局が広告文句で「○○日無利息」と使えなくしました。その後、貸付業者は「○○日まで利子、免除」と宣伝していますが、内容は一つも変わっていません。

結局、お金がない人たちなので、高い金利を返済することは容易ではありません。そこで、延滞をすると、膨大な借金の督促に苦しめられるようになります。違法な高利貸し業者のお金を返さない場合には、重度の場合は、臓器提供を強制的にさせらたり、または、女性の場合には、ポルノを撮ったり、売春を強要される場合もあるという話もあります。

合法的な企業であっても事情があまり良くはありません。返済が数か月遅れると、貸金業者は債権を安く回収業者に引き渡します。回収業者は、このような債権を額面の10~30%で買うため、悪辣なほど執拗にお金を回収しようとします。

かといって、債務者がすべて弱い訳ではありません。お金を借りた後に「違法だから返さなくてもよい」というふうに言い、ヤミ金融の借金の督促がひどくなると、警察に通報する人もいます。本当に破天荒な人生たちです。 「闇金融ウシジマくん」という漫画の内容がたまに現実でも現れてマスコミに報道されることもあり、本当に恐ろしいことです。
  • Lim, Chul/写真=MBN
  • 入力 2014-10-15 09:00:00

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