Q.韓国のN世代はどんな世代ですか?

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A.
もし、MBCのバラエティ番組『本物の男』を見たことがあるなら、世代の差を簡単に感じることができるでしょう。本物の男は芸能人たちの軍隊体験を扱ったプログラムです。

すでに軍隊に行ってきた40代の中年から20歳を超えたばかりの歌手まで、出演陣が多様です。身体的に卓越した人もいれば、強度の高い訓練に耐えきれない弱い人もいます。100㎏が超える巨体のオーストラリア人、セム・ハミルトンも脂汗を流します。この番組で一番独特なキャラクターは中国系の両親をもったカナダ人のヘンリーです。

ヘンリーは銃を扱うという事実に興奮して本物の男に合流しましたが、訓練に適応できず大変な苦労をしたりもしました。それだけでなく、教官が武器について説明しているのに、価格がいくらかと尋ねるなど、とんでもない質問で仲間をハラハラさせたりします。

ヘンリーのハツラツとした行動は、韓国の事情に疎いからだけではないでしょう。多少の違いがあるものの、20代前半の出演者は、ヘンリーのような属性を持っています。彼が属しているN世代は国境を越えて似たような考え方や行動パターンを持っているようです。

N世代(Net Generation)という用語自体が、米国の社会学者であるドン・タブスコットが自分の著書『N世代の恐ろしい子供(韓国語題)(日本:デジタルネイティブが世界を変える、原題:Grown Up Digital)』という本で初めて使用したものです。デジタル環境で育った世代、世界をつなげているウェブに沿って自由に国境を行き来する世代は確かに開かれた世代です。

韓国のN世代は、生まれた時期をみると、1977年から1997年の間に適用されます。韓国戦争以降に生まれたベビーブーム世代の子供たちで、韓国の全人口のうち24%程度を占めてます。彼らは何の不便もなく、コンピュータの隣で成長しました。家や学校はもちろん、オフィスや工場にも、コンピュータはありました。家を出ると、近所の路地裏にもPC部屋(ネットカフェ)を見つけることができます。

非常に幼い頃から新しいメディアであるインターネットを利用しながら育ったわけで、双方向のコミュニケーションになじんでいます。電話ではなくeメール、新聞やTVよりもインターネットを介して情報に接します。娯楽はもちろん、ショッピングもコンピュータで解決します。自ら情報を探し、世界と疎通するため、感情表現が自由です。親はもちろん、兄弟たちとも違います。

すべての道がネットワークで通じるので、国境がないわけです。離職の可能性を最初に念頭に置いた世代はX世代ですが、N世代は初めから、終身雇用という概念自体がありません。通貨危機以降、韓国社会で生涯職場という組織文化が薄れたせいもありますが、N世代の自由な魂は、組織にとらわれることを嫌います。

韓国のN世代は大衆文化を主導する勢力です。週末の地上波の娯楽番組は、N世代をターゲットにしており、かれらの文化を理解していない既成世代は、TVの娯楽と歌番組から疎外されるしかありません。放送局が既成世代の不満を知らないわけではないですが、N世代を捕まえられなければ、視聴率で押されるわけで、現在の編成を変える可能性はあまりないように見えます。

しかし、韓国のN世代は、既成世代よりも重い住居費を抱えています。ヨーロッパ各国でも、住居費の上昇でN世代の苦悩が多いため、これも韓国だけの問題ではないようです。

2000年当時、韓国の住居費が大卒の初任給である1740万ウォンの150%を超えるところは、富村であるソウル江南(カンナム)3区と鍾路区など5か所だけでした。大卒の初任給が2010年には平均3350万ウォンに上がりましたが、住居費は、さらに跳ね上がり、ソウルで大卒初任給の150%を超えるところが江北区の1か所を除いた24区になりました。このような住居費の上昇が今後、N世代の生活をどのような場所に導くのか、彼らの意識を変化させるのか注目されます。

韓国N世代の特徴
1. ネチズンだ
2. 自己主張を堂々と言い、不当な仕打ちをただやり過ごすことができない
3. マルチメディア環境で育ち、新しい技術や文化を習得する速度が非常に速い
4. 噂に弱い
5. 付加サービスを好む
6. 一方的なメッセージではなく、興奮できる、楽しい、面白いアイデア広告に興味を持つ
  • Lim, Chul/写真=毎日経済
  • 入力 2014-11-07 13:00:00

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