Q.韓国ではなぜ兵役逃れ(兵役忌避)をした人を嫌うのですか?

답변게시판
A.
シーン1:家族全員が埠頭で心もとなく船が来るのを待っている。彼らを日本に乗せていく密航船だ。一人しかいない大切な息子が銃弾の雨が降る前線に行くのを避けるため、隠しておいた金の塊をだし、苦労して手に入れた密航船だ。

シーン2:立派な服をきた青年がアメリカのクラブで長官たちと楽しそうに笑って騒いでいる。軍に入隊しろという令状を貰ったが、家の人脈を総動員して死ぬほどの病気にかかったからと、軍に行かない青年だ。4日前まで病院で寝ていたが、軍の免除が確定した後、じっとしていられず久しぶりにお酒を飲みに来たのだ。

このような場面を目撃した人なら、当然怒りがこみ上げるでしょう。学生たちが銃撃戦の盾になり最前線に出て血を流しながら戦うのに、四肢に問題のないものが後方で酒を飲んでいるなんて、ありえない事でしょう。

韓国戦争(朝鮮戦争)はいろいろな性格を持っていますが、左右翼の理念により戦ったとみることもできます。韓国が右翼、北朝鮮が左翼の理念を前面に出したのです。右翼とはお金の多い人が自分の財産を守ろうと言うこともできますが、持っているものがない人が前線に出て戦っている最中に、お金があり、権勢のあるものたちが兵役を逃れをするするなら、非難されるのも当然のことです。

いくら社会が腐ったとしても、このような者たちが大衆の人気を得るのは難しいことです。腐敗した政権と思われていた50年代の自由党の政権でも軍経歴のない人は高位の公務員になることはできませんでした。その後の政権でも同じです。

自分自身を犠牲にする考えがまったくない人を国の指導者の席に座れせることはできない道理です。これは韓国だけでなく、どの国でも自分自身の安否だけを考える人を良く思うはずがありません。特に、病気などの正当な事由なしに、兵役を逃れようとする人物は不正を働いた犯罪者であるため、法を守らなかった人を社会の指導者として受け入れるはずがありません。

政治家だけでなく、大衆の人気を得て生計を立てている芸能人も同じです。大衆が嫌う行動をしたのだから、大衆から捨てられるのは当然です。

少なくとも大衆の支持が必要な政治家や芸能人の場合、兵役忌避問題が取り上げられた場合、ピョンセンカイムクォン(単語帳参照)を貰ったと見ることができます。竹を割ったような性格で熱血判事と呼ばれ剛直な性分で有名だったイ・フェチャン氏が大統領選挙で2度も落選したのも、息子の兵役問題のせいだという解析が有力です。

朴槿惠政府でも、息子が兵役を忌避するために国籍を放棄した高位の公務員たちがまな板の上に上げられたりしました。問題になると彼らは「自分が高位の公職者になるとは思わなかった」という言葉を揃って言ったといいます。

だからと言って、兵役を忌避した彼らのすべてが非難を受ける訳ではありません。大衆の人気と関係のない暮らしをするのであれば、問題になりません。事業の手腕がいい資産家になったからと、非難する人はいません。ただし、名誉まで狙うのであれば問題になります。

珍しいケースではありますが、良心によって兵役を忌避した人物も非難の対象になりません。人に銃を向けることができないという宗教的な信念や、韓国の間違った兵役文化を指摘するために、兵役を忌避した人も一般的には罵倒したりしません。

彼らは軍隊に行く代わりに、兵役法により、ほとんどが入隊期間と同じだけ刑務所で暮らすことになります。軍隊の替わりに刑務所を選ぶほどに所信がはっきりしているので、非難されることはないのです。

良心的に兵役を忌避した人のなかには、キリスト教の一派であるエホバの証人の信者と軍隊無用論を主張するカン・イソク、暴力的な兵役文化を理由に兵役拒否を宣言した映画監督のキム・ギョンモク、同性愛者を精神疾患者として分類した徴兵検査の規則に反対する理由で兵役拒否を実行したイム・テフンなどが代表的です。

イム・テフンは兵役を拒否する前、同性愛者のための団体の会員でしたが、1年4か月の懲役を受けた後に、大統領の特赦で解放され、軍人権センターを設立し、活動中です。
  • Lim, Chul/写真=MBN
  • 入力 2014-11-10 13:00:00

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