Q.南北統一が成された後、駐韓米軍は撤退しますか?

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A. 南北の統一が成就した後の、韓国の国防に関するご質問ですね?すでに16年前の話ですが、ご紹介しましょう。韓国を訪問した米国務省の高官が、韓国記者たちと話を交わしました。その席で、ある記者がこう尋ねました。

「統一後にもアメリカ軍は韓半島に進駐するのだろうか?」

この当時は齢83歳になる鄭周永(チョン・ジュヨン)現代グループ会長がトラックに牛を積んで北韓を訪問するなど、統一の熱気が高潮していた頃で、とうぜん投げかけるに値する質問でした。国防省の高官は聞こえないふりをします。そこで、記者が再度尋ねました。

「統一後にも米国が韓半島に軍隊を駐在させるなら、主敵はどこなのか?」

つまり、韓半島駐屯米軍の銃口はどこを狙うようになるのかと言う質問でした。米国の高官はすこしためらって、短く答えました。

「ノーコメント」

国防省高官は、頭を悩ませる質問をするなという困惑した表情でした。この質問に対する返答も、どうしようもない制約があるわけです。

「ノーコメント」

アメリカ・中国・ロシアだけでなく、韓国と日本の政府にまったく同じ質問をしても、現時点では回答はまったく同じものになるほかないでしょう。まだ何も決定されたことが無く、あるいは将来を予測して答える性質のものではないからです。

もちろん、このような質問の意図は十分に理解できます。日本の立場からも、統一後の韓国の政治・軍事的な変化はとても重要な問題でしょう。もしも韓国が中国と一緒に日本を主敵とするならば、とうてい黙って見過ごすことが出来ない問題となるはずだからです。

しかし、逆に韓国民の立場に立ってみましょう。この問題が解決されなければ、韓半島の統一は遼遠のものとなるかも知れません。韓半島を取り囲んだ各国は、統一後の韓国が自分の味方になることを願うはずですし、むしろ韓半島の統一が自国の利益になってこそ、韓半島の統一を支持するのは火を見るよりも明らかでしょう。

韓国人の相当数がこのように考えていることを理解していただければ、統一後の韓国の国防に対する質問に、少しは答えになるのではないかと信じたいところです。
  • Lim, Chul
  • 入力 2014-03-24 12:00:00

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