Q.ZE:Aの所属事務所である「スター帝国」はどのような会社ですか?

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A. スター帝国(代表シン・ジュハク)が排出した代表歌手はガールグループのジュエリー(JEWELRY)だ。今は解体され、遅れて合流したイェウォンだけがスター帝国に残っており、残りのメンバーはばらばらになったが、ジュエリーはスター帝国の看板スターだった。

ジュエリーは、スター帝国が設立された翌年の2001年にデビューし、14年間活動したグループだ。活動期間は長いものの、ジュエリーの代表曲は『again』、『superstar』、『one more time』、『i really like you』など、数曲にしかならない。しかし、あまりにも大衆性が強かったため『one more time』は7週連続1位を占めた。

『Superstar』で全盛期を謳歌したとき、ファンクラブの宝石箱の会員は10万人に達したが、ジュエリーのリーダー、パク・チョンアが脱退するまでの9年間、単独コンサートを一度も行っていないほど、会社の企画力はレベル以下だった。

スター帝国を語るときにはパク・チョンアが欠かせない。スター帝国最初の練習生であるうえ、一時期会社を養う大黒柱の役割をしたからだ。ZE:Aのメンバーファン・グァンヒも「スター帝国の4つの柱のうち、2つはパク・チョンアが立てた」と言うほどだ。

高校時代にボーカリストとして活動していたパク・チョンアは、シン・ジュハクの目にとまり練習生になった後、一人で1年半の間、トレーニングを受けた。以後、イ・ジヒョンとチョン・ユジン、チョン・ウンミなどが合流してジュエリーが結成された。このとき、会社の従業員とジュエリーのメンバーを合わせても8人にしかならなかった。

1枚目のアルバムを出したものの、反応は芳しくなく、パク・チョンアが大学生の身分で日韓合作バラエティ番組に韓国人ボーカルとして抜擢され、アジア各国で公演をしながら会社の生計を担った。このように行き先が不透明であったため、チョン・ユジンとチョン・ウンミが離れていき、ソ・イニョンとチョ・ミナが新たに合流して、事実上のジュエリーを代表する2期が発足する。

『Superstar』が出された2005年頃、ジュエリーは韓国を代表するガールズグループとして定着した。当時はピンクル、SESなどの人気ガールグループが解体された後で、ガールズグループ市場が閑散としていた状態でもあった。こうして成功しているかのように見えたが、パク・チョンアの誕生日である2006年2月24日、いきなりイ・ジヒョンが脱退を宣言しながら、ファンは衝撃に陥った。

このとき、ジュエリーのファンカフェ(オンラインコミュニティ)が消える悲劇が重なった。スター帝国が直接運営するファンカフェやサイトがない状況の中、最も旺盛に活動していたファンカフェは「音符ジュエリー」というところだったが、ジュエリーのファンでもなかった管理人がジュエリーの5年の歴史が残されていた22万個の投稿を全て削除して、フィリピンへと語学研修に行ったせいでファン層が崩壊した。

この頃、会社はある程度安定した状態だったため、ファンの管理がこれほどまでずさんだったことは、残念この上ないものだった。

このような状況は、ZE:Aや、Nine Muses(ナインミュージス)でも繰り返されている。ナインミュージスは良い曲をもらうことができてもヒットさせることができず、ZE:Aも同様だという評価を受ける状態だ。

ZE:Aのメンバーも、ファン・グァンヒ、イム・シワン、キム・ドンジュン、パク・ヒョンシクなどの4人の認知度は相当だ。放送に登場した個人活動も計り知れなく多いが、肝心のアイドルグループとしての行跡は曖昧だ。ぱっと思い浮かぶ人気曲さえないほどだ。

これは会社がメンバーが出演する番組について交渉するとき、アイドル歌手というよりは、モデルの方のイメージを維持しようとする戦略のせいだとも考えられる。会社としては、所属芸能人が、歌やバラエティ、演技のどの分野であれ人気を得ることができれば十分だろうが、歌手のグループとしてはアイデンティティが曖昧になるしかない。

このため、才能のある人材を引き抜いておいて、放置する会社だという皮肉も聞く。ZE:Aのリーダー、ムン・ジュンヨンは、もはや我慢できないとして、昨年9月に所属事務所を正面から批判する文章をSNSに投稿した。

「私の蓋は開かれました。円形脱毛からうつ病まで、経験していないものはありません。覚悟してください、自殺しようとまでしました。私は愛する家族の前で血の涙を流す両親も見たし、これからはその涙、同じように流してください。

子どもたちよ、息子たちよ、と言いましたよね。その9人の子どもが血を流しながら仕事をしてきた収入。資金、血のような金、どこへ消えたのでしょうか? 胸に手を当てて説明してください」

ムン・ジュンヨンはスター帝国とZE:Aの収益の分配は、7対3であり、その3を9人のメンバーが分け合うと暴露した。しかし、わずか2日後にSNSの投稿を削除して、会社と和解金で解決したという噂が出回ったりした。

運もないのだろうが、スター帝国には事件やスキャンダルが絶えず起こる。Nine Musesがイベントのために蔚山に向かう途中、前にいたトラックとぶつかって事故を起こし、サイバー大学に登録をしたZE:Aのメンバーが講義を聞いていないのに教授と助手が代理出席して単位を取ったことが摘発されて議論になったりした。

そして今年はイ・テイムとイェウォンの暴言騒動が波紋も起こした。悪口が問題になると、スター帝国は「イェウォンがそんな言葉を発するはずがない」と真実を隠蔽したが、一歩遅れて動画が公開されて嘘を常日頃からついているという批判を聞いたりもした。

(こうやって書いてみると、スター帝国に対する良い言葉は余り出てきませんでしたね。ニュースに出てくるのが、このような良くない話ばっかりだったもので…どうしようもありませんでした。お許しください。)


■ 所属芸能人

▶ 現在
- キム・イェウォン(金藝元):ジュエリー4期メンバー。パク・チョンアとソ・イニョンが脱退した後、ジュエリーの大黒柱だった。
- V.O.S:3人組の男性バラードグループとして出発したものの、所属事務所を変えてスター帝国に復帰する過程で、リーダーのパク・ジホンが脱退し、現在は2人組で活動する。メンバーは、チェ・ヒョンジュンとキム・ギョンロク
- ZE:A:9人組男性アイドルグループ。メンバーは、ムン・ジュンヨン(リーダー、サブボーカル)、イム・シワン(ボーカル)、ケビン(メインボーカル)、ファン・グァンヒ(サブボーカル)、キム・テホン(リードラッパー)、チョン・ヒチョル(メインラッパー)、ハ・ミンウ(リードダンサー)、パク・ヒョンシク(メインボーカル)、キム・ドンジュン(リードボーカル)
- Nine Muses:8人組ガールズグループ。メンバーの変化を最も多く経験したグループの一つに挙げられる。現在のメンバーは、イユエリン、ヘミ、ソジン、ヒョナ、ミナ、クムジョ、キョンリ、ソンア
- SoReal:4人組男性バンド、メンバーはピョン・ジャンムン、カン・ソンホ、リュ・フィリップ、チュ・デゴン。40代の中年歌手ミナが17歳年下のリュ・フィリップと熱愛中という事実が明らかになり、SoRealの認知度を高めるのに貢献した。

▶ 過去
- ホン・スア(俳優)
- ジュエリーの元メンバー:パク・チョンア、ソ・イニョン、キム・ウンジョン、ハ・ジュヨン、イ・ジヒョン、チョ・ミナ
- オ・ジホ(俳優)
- ジュリアン・カン(俳優、モデル)
- ポッピン・ヒョンジュン(ダンサー、韓国芸術総合学校教授):ポッピン・ヒョンジュンはスリン、スア、ウンビョル、ビクトリアからなる、スター帝国所属の男女混合アイドルグループA-forceの唯一の男性メンバーだったが、A-forceは2009年にデビューした後、特別活動をしない状態で解体された。
- Viki(姜恩惠、ガールグループDal☆Shabetの前リーダー):スター帝国の練習生出身

  • < Nine Muses >



  • < 17歳差カップル、ミナとリュ・フィリップ >



  • < ZE:A >



  • < ジュエリー 2期>



  • < ジュエリー 4期>



※ ご指摘いただき、8月31日に一部名前を修整しました。
  • Lim, Chul
  • 入力 2015-08-28 00:00:00

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