Q.韓国の軍楽隊は試験を受けて入るのですか? どんな部隊なのか知りたいです。(下)

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A. (※この記事は「韓国の軍楽隊は試験を受けて入るのですか? どんな部隊なのか知りたいです。(上)」の続きです。)

韓国に軍楽隊​​は無数にあります。各軍の本部はもちろん、師団規模でまで軍楽隊を運営しています。軍楽隊というと、よくブラスバンドを連想しますが、国防部に三管編成の正式な管弦楽団もあります。もちろん交響曲の公演も可能です。

軍楽隊は通常A級、B級、C級の3段階に区分されます。A級は50人組以上の規模で、ソウルの近くにあるうえ、軍生活も楽で特典も多いため、ここに入ろうとする競争はすごく激しいです。全員を試験で選抜します。電子楽器やドラムセットの場合は100対1の競争率を見せるくらいです。

B級は軍司令部や論山訓練所などにある軍楽隊で、半分ぐらいは試験で選抜し、残りは音楽特技兵から選出します。C級の地域の師団軍楽隊は軍楽隊長が新兵教育隊に行って「音楽をしたことのある人?」と質問したときに挙手すれば選ばれていきます。もちろん主な特技に音楽と書かれている必要があります。

空軍や海軍は、もともと志願入隊する軍隊であるため、軍楽隊も試験を受ければ入ることができますが、本人が楽器やパートを決めた後に試験に合格することが先決課題です。

一般戦闘兵に比べて楽だとはいいますが、師団の軍楽隊はイベントに動員されるためとても忙しいといいます。慶南や昌原にある歩兵師団の軍楽隊の場合、近隣部隊の行事はもちろん、自分の部隊が管轄する中・高校の行事にも動員されるそうです。当然、校歌なども演奏することになるでしょう。

第3軍司令部の軍楽隊は、龍仁にある遊園地エバーランドの行事にも参加するため、見る人が多く、隊員らが超緊張状態に入るといいます。蒸すような暑さのなかで軍服を着て行事を行うのは、なかなか大変な苦労ではないでしょうか。真夏に冷房どころか、通気もしっかりされていないホールで軍楽隊の指揮をしていた女性軍楽隊長が倒れたこともあったほどです。

それでも葬儀場に呼び出される軍楽隊より心が軽いことでしょう。トランペットを吹く軍楽兵が主に呼び出されるのですが、死亡した兵士の家族の親戚が絶叫する姿に心の弱い軍楽兵は泣きながらラッパを吹くと言います。

☞ 陸軍軍楽兵の志願資格

- 徴兵検査結果が現役入営対象の者
- 木管、金管、パーカッション、弦楽、国楽(舞踊を含む)、実用音楽(ピアノ、声楽、作曲、ギター、音響、コンピュータ音響、歌手、現代舞踊)の技術を持っている者
- 軍楽兵は毎月募集せず、募集するたびに、対象楽器が変更される
- 面接、音楽大学在学かどうか、経歴、実技(自由曲、指定曲)

  • < パレードをする海軍のブラスバンド >



  • < 外国で公演する海軍軍楽隊 >



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  • Lim, Chul
  • 入力 2015-09-02 00:00:00

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