Q.韓国で外国人居住者の割合が最も高い地域はどこですか?(3)

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A. ※この記事は「韓国で外国人居住者の割合が最も高い地域はどこですか?(1)」と「韓国で外国人居住者の割合が最も高い地域はどこですか?(2)」の続きです。

You may not know Seoul、but should know Itaewon。

韓国に遊びに行くなら、ソウルは知らなくても梨泰院(イテウォン)は知っておくべきだ。

最近では上記の言葉の意味がやや色あせたものの、韓国で世界各地の文化に触れることができる地域としては梨泰院が欠かせません。

駐韓米軍が龍山にあったため、梨泰院はソウルの中の外国でした。アメリカの文化が梨泰院からソウル、大都市、地方へと広がって行ったのです。ポップソングとヒップホップ、ダンス、ファッションなど、大衆文化のメッカでもあります。

米軍基地が平沢へと移行して、一帯に再開発の風が吹いたせいで地価、住宅価格が上がって以前の名声は揺れていますが、多様な文化を楽しむための場所として、梨泰院ほどの場所を見つけることも困難です。

梨泰院消防署の裏側にはまだ窓ガラスを濃く覆った「青少年禁止区域」と書かれた場所があり、米軍を相手に営業していた基地村の痕跡が残っていることもあります。この地域を「フッカー・ヒル(Hooker Hill)」と呼ぶのですが、フッカー・ヒルと近い住宅街の間には、大胆に性的少数者のためのスペースであることを書いて貼ってある居酒屋が並ぶ「ゲイ・ヒル(Gay Hill)」もあるほどです。

米軍一色だった梨泰院が多国籍のストリートに変わったのは1993年以降です。パキスタン、インドネシア、ウズベキスタンなどから産業研修生としてソウルに来た労働者が梨泰院の周辺に集まりました。古い住宅の家賃が安い​​うえに、外国人が多く住む地域なので、珍しそうな視線で見つめる韓国人の不快な視線も避けることができることが利点でした。

梨泰院にあるモスクがインドネシアなどのイスラム教を信じる労働者にとって聖地としての役割をするので、この地域にはヒジャーブをかぶって、長いスカートをはいた女性や、ターバンをかぶった男性を見ることも難しいことではありません。そのため、この周辺を完全にイスラム・ストリートと呼んでいます。

ハミルトンホテルの向かいの路地は、アフリカ人の出没が頻繁なアフリカ・ストリートに定着しました。ソウルで世界各国の様々な料理を味わいたいなら足を梨泰院に向けるそうです。トルコの「スルタンケバブ」、メキシコの「タコスチリチリ」はもちろん、南米パラグアイ料理専門店も好評です。

梨泰院に居住する外国人は、メインストリートを境に、北は白人、南は黒人と東南アジア人が集まって住んでいます。梨泰院から少し離れた東部二村洞には日本人1500人が住んでいるリトル東京(Little Tokyo)があります。自然と二村洞の道には、日本の居酒屋はもちろん、日本から輸入したお菓子やラーメンなどを販売する食料品店が並んでいます。

ソウルに住む外国人コミュニティは30個に迫ります。先に紹介したところ以外にも多くの地域に独特の外国人ストリートがあることを意味します。

龍山にはヒンドゥー教の宗派である「ハレクリシュナ」の寺院があるので、日曜日には宗教行事に参加しようとするインド人が殺到し、自然とインドストリートになってしまい、東大門付近の路地には100 メートルの狭い道に沿って、ネパールレストランが並んで営業しています。ネパールレストランが7店舗、ネパールの物品を売る店も5店舗あるため、週末にはネパールから来た客で路地が喧騒とします。

ネパール・ストリートの近くの光熙洞は、地下1階から地上10階までモンゴル関連の店舗とオフィスだけがある「ニュー錦湖タウン」があり、飲食店や居酒屋はもちろん美容室、携帯電話の販売もモンゴル人を対​​象にしたものなので、建物の中では韓国語が通じません。

このほか、縫製工場で働くベトナム女性たちが集まって、故郷の便りも聞き、カラオケでベトナム語で歌を歌って故郷への恋しさを慰めるベトナム広場が往十里にあり、鍾路にはベトナム人のための市場が毎週開かれることもあります。

今回のお話はここまでです。巨済、金海、安山などの外国人が多い地方都市の話が抜けています。絶対多数が外国人である方背洞も抜かせません。韓国に居住する外国人の中で最も多くの中国人(朝鮮族含む)が密集するChina Townはまた別に紹介します。
  • Lim, Chul
  • 入力 2016-02-11 00:00:00

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