A. | しばらく前に、ソウル警察広報団のフェイスブックに「優しい申告112」というプラカードを持っているグループSUPER JUNIORのシウォン(29・崔始源)の写真が公開されました。 ソウル警察広報団の団員名簿の最後にドンヘの姿が見えます。まだ(2月11日現在)チェ・シウォンとチャンミンの写真は載っていない状態です。ドンヘが昨年10月15日に陸軍論山訓練所に入所して、チェ・シウォンとチャンミンは、1カ月後に軍に行ったためであるようです。おそらく1カ月後には、彼らの写真も掲載されるでしょう。 警察広報団が何をするところなのかって? 先に紹介したチェ・シウォンの写真を見れば、答えが出てくることでしょう。警察を広報するのが仕事です。 「優しい申告」の代わりに「優しい警察」というカードを持っている姿を連想してみてください。これが警察の仕事なのかというと、警察を広報するのですから、警察の仕事と見ることもできるのではないでしょうか。ポケットの中には警笛が入っているかもしれませんよ。 警察が何をしているところなのかみんなが知っているのに、なぜ広報が必要なのかというと…。 韓国では、警察が人々から絶対的な信頼を得ている対象ではないからです。市民が頼る、依存するという意味で警察は「民衆の杖」とも呼ばれますが、まだ権力の下手人という認識も残っているので、広報団は警察に対する不信感を払拭させる役割を担っています。 だからといって、警察は良い人、善良な隣人、市民の安全守ってくれる守り神だと宣伝するわけではありません。そんなことを信じてくれる人はあまりいないという事実を、鋭い捜査力を持った警察は知っているはずです。代わりにイベントをたくさん開きます。ソウル警察広報団は小中高の学生を対象に、いじめや校内暴力の根絶をうったえる演劇、疎外階層のためのヒーリングコンサートを開くと紹介しています。 昨年4月、ソウルのドクソン女子高に訪れた、ソウル警察広報団の写真を何枚か見せましょう。
とにかく警察広報団が行うのは、このようなことです。俳優や歌手、タレント、手品をしていた人が警察に来ても自分の仕事を続けることができます。ファンクラブの主軸である学校を訪れて公演をするのですから、ファン層を維持するのにも役立ちます。 それだけに、警察広報団に入るのはなかなか難しいことです。選抜する人数も多くありません。さらに、去る2013年には芸能兵士制度がなくなったため、芸能人が軍に行くと、どうしてもキャリアが途中で切れてしまいます。(芸能兵士制度がなくなった理由は、次回紹介することにします) まだ軍楽隊が残ってはいますが、軍楽隊に入ることも容易ではないうえに、楽器を扱えたり、歌が上手でない場合には、絵に描いた餅です。だから、警察広報団の募集がかかると、軍隊に行かなければならない芸能人は焦りを隠すことができません。 絶対、広報団に入らなければ…。 |