Q.韓国の中華料理店のメニューはなぜみんなほとんど同じなの?

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A.
数年前、通っていた会社の近くに中華料理店が一つありました。時々、スタッフたちと昼食を食べに通っていた店ですが、ふだんは何か一品とって他にチャヂャン麺かチャンポンを食べました。

2年ほど通ったはずですが、よくよく考えてみるとそこで注文した料理はわずかばかりしかないようです。料理がいくつかあったかって?まあ、メニューを詳しく見なかったのですが、80はこえていたはずです。

食堂の主人になぜ別の料理を開発しないのかと聞こうものなら、おそらくものすごく怒ると思いますよ。売るどころか、作ったこともない料理がおびただしいのに何を開発するのかと、逆に問いただされるに決まっています。精魂込めて新しい料理を開発したところで、それが売れるという保証もないですし。

知人の中には会社をクビになった後に中華料理店を開業した者がいますが、厨房長に料理が不味いと客が文句を言っていると言ったところ、すぐさま「辞める」と出ていったせいでえらい目にあったという話も聞きました。だから客のいない暇な時間に料理を開発するように要求?するなんて、話にならないですよね。

事のついでにもう一言。中華料理店の料理がみんな同じというわけではありません。一流ホテルの中華レストランの料理はそれぞれ違います。チャヂャン麺やチャンポンなどは全く同じですが、コース料理で出てくる料理は厨房長が腕をふるった料理ですよね。いや、その方々を厨房長と呼んでは怒られるでしょう。上品に「シェフ」と呼ばないと。とにかく、シェフが念を入れて開発した中華料理を味わいたい場合は、ホテルや高級中華料理店を訪ねれば良いです。すごく高いということは覚えていてください。

道端に転がっている中華料理店は、庶民が一食を得る所と思ってかまわないです。味も味ですが、安価で簡単に食べることができるところ。客はただただ簡単にチャヂャン麺やチャンポンを食べに行く人々です。このようなお客さんが多いため、最近では売れもせず作るのも大変な料理は省略し、チャンポンや餃子などの、いくつかの料理だけを出す中華料理店も増えてきています。最初からチャンポン専門のチェーン店もできましたし。

中華料理屋の主人は新しい料理の開発ではなく、韓国人に最も大衆的な中国料理をどのように作るのか、どんな料理の組み合わせで商売をするのかに気を使うようです。もうずいぶん前の話ですが、2つに分かれたうつわにチャヂャン麺とチャンポンを半分ずつ入れた「チャムチャ麺」というメニューが登場したのもこういう理由からで、酢豚と肉料理も韓国人の口に合うように辛く作りもしました。チャヂャン麺とチャンポン、そして餃子や酢豚などを組み合わせて作ったメニューを見ると、中華料理店の主人たちの客を誘致するための戦略は新しい料理の開発ではないという点は明らかですね。

Tip 1:韓国の中華料理店で出される料理は、中華料理というよりは韓国化された中華料理と見るのが正しいでしょう(一方、ソウルの日本食堂の料理は東京で食べるものとほぼ似ていますね)。最も代表的な中華料理のチャヂャン麺も韓国だけの料理です。中国にはチャヂャン麺がないという意味です。もちろん、最近では中国でも韓国のチャヂャン麺を出すところがあると聞きますが。韓国の中華料理は口に合わないと不平をもらす中国人たちもいます。そこで、中国留学生が多い大学街ではチャヂャン麺やチャンポンの代わりに中国家庭料理料理を作って売る、中華食堂が生まれたとか。

Tip 2:最近ではチャヂャン麺が安い料理として扱われます。全国2万4千あまりの中華料理店で、一日平均600万杯のチャヂャン麺が売れているといいます。しかし、かつては韓国人が珍味とする「外食の王」の栄誉を受けもしました。 1960〜1970年代には子供の誕生日や子供の日に食べるチャヂャン麺は精魂を込めたものでした。その当時はほとんどの都市にラブホテルもなく、仕切り部屋のある中華料理屋は男女が手練手管を使う場所として脚光を受けたんです。
  • Lim, Chul
  • 入力 2014-05-14 12:00:00

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