Q.[韓国の兵役] 社会服務要員(公益)について①:韓国での公益への視線、イメージ

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A. 近所のおばさんが書類をもらうために、住民自治センター(洞や邑単位の役所)に行き、そこで働いている息子の友達に会いました。ちらっと見た後に一言話しかけます。

「○○君、まだ軍隊に行ってないの? 君の友達はほとんど行ったよね?」

住民自治センターで社会服務要員として勤務をしていることを全て知りながらも、意地悪な性格なのか、もう一言つぶやいてから去ります。

「丈夫な四肢がすべてそろっているくせに」

ひょっとして運がよかったり、または家にお金や権力があり、またはよりによって身体検査を受ける時に体調が悪くなり、あるいは軍隊に行きたくなくて実行した秘密の作戦が成功したことにより、軍隊に行かずに公益勤務に外れるケースがまれにあります。ずいぶんと昔には軍隊の代わりに、その当時「洞事務所(トンサムソ)」と呼んでいた自治センターに勤務していた軍人(?)たちがいました。一昔前まで公益勤務要員と呼ばれていた社会服務要員を当時はさらに防衛(パンウィ)と呼称していました。

洞事務所(トンサムソ)に勤務する防衛(パンウィ)だからとトンバンと呼ばれていました。洞事務所ではなく、軍部隊に出退勤する防衛もいたのですが、かなり冷遇されました。現役兵のうちで一番低い階級の軍人は、今まさに訓練所から出てきた二等兵ですが、防衛は二等兵よりもひどい扱いを受けました。

口では冗談で「大尉の上に防衛、または准尉の下に防衛」だと言っていましたが、現役兵が呼べば誰が呼んだのかに関係なく、階級を計算する暇もなく、すぐに駆けつけなくてはなりませんでした。ほとんどの防衛は年齢が多いのですが、弟ほどの年齢の現役たちに虐められたら、とても切なくなります。時には運良く古参になった弟の友人に会って楽な防衛生活を送ったりもしますが。

上のイメージはアメリカ空軍の快適な生活を批判する漫画です。社会服務要員に対して好意的ではない視線により、韓国で下にワンカットが追加されました。(実際にはこのように勤務する社会服務要員はいません)

そうです。昔は社会服務要員が人としての扱いを受けることができませんでした。なぜでしょうか。理由は一つです。手足が全てあり、五体満足な奴が軍隊に行っていない。頭を働かせてたりお金を使って軍隊に行かなかったり、身体や精神のどこかがに問題があると思われて、男として一人前に扱ってもらえなかったという話です。

歳月が流れた現在も、社会服務要員への視線はあまり変わっていません。NAVERに、このような訴えも投稿されています。

「私は役場で勤務する公益要員(社会服務要員)です。主にしていることは地域に暮らしている基礎受給者(生活保護)や、片親家庭などを訪問して、米やラーメンを伝達し、イベントがあればテントを設置して、椅子を配置して、花も植えて、雪が降れば雪をかきに山にシャベルを持って行く、そのような仕事をしています。

まわりに海兵隊の空輸旅団に行った友達が多く、遊撃訓練を受けたという話を聞いても、私の仕事がつらいという話は絶対に話題にしません。ところが先日、現役兵が軍服を着て通りかかり、私を見るなり悪口を言ってきました。

私も友達と一緒に海兵隊に入隊しようとしましたが、肝臓数値が原因で身体検査評価4級を受けて役場に勤務することになったのに、私は何の過ちも犯していないのに、ああ涙が出てきます。

家では家族に冷遇されて、外では役場に来る住民たちに冷たい視線で見つめられ、いつも悪口を言われ、たのまれた用事を行っても感謝されず、それなのに、なぜこんなに悪口を言われるのか、公益要員はそんなに悪口を言われるようなものなのでしょうか」

本当に悔しいさが伝わってくるエピソードです。そもそも軍隊に行く気がなかったわけでもなく、身体検査を受けたとき肝臓の状態が良くなかっただけなのですから、さらに心が痛いことでしょう。

この投稿に対するコメントはあまりありません。回答内容も似ています。我慢しろ。悪口を言う人たちは成功しない。もし今度悪口を言われたら、憲兵隊に申告しろ、などです。

近所の大人はもちろん女性ですらも現役で入隊せずにお弁当を持って役場に出退勤する人についてあまり良く考えません。特に女性軍人は社会服務要員を虫のように見ます。

なぜかって? 社会構成員として犠牲になろうとしていないと考えるからでしょう。戦争が起こったと仮定してみましょう。他の人は総て銃を持って前線に飛び込ん行くのに、戦場から抜け出すことだけを考えている人がいたら、誰が好きになるでしょうか。このような認識に基づいて、社会服務要員に対する先入観がどんどん積もってきたのです。

それでも多くの人に「現役に行くか、社会服務要員として勤務をしたいか」と選択させれば、非常に多くの人が社会服務要員を選ぶことでしょう。悪口を言われる時間も、すぐに通り過ぎます。

韓国で兵役義務を履行しなければならない若い男性のうち、現役と公益を分ける基準がどこにあるのか、公益は一体何をしているのかは、次回に紹介します。社会服務要員に対する韓国社会における認識があまりよくないということだけはまず覚えておいてください。

社会服務要員シリーズの記事

[韓国の兵役] 社会服務要員(公益)について①:韓国での社会服務要員(公益)への視線、イメージ
[韓国の兵役] 社会服務要員(公益)について②:兵役の種類、社会服務要員の人数
[韓国の兵役] 社会服務要員(公益)について③:補充役・社会服務要員・免除になる基準
[韓国の兵役] 社会服務要員(公益)について④:常勤予備役と社会服務要員の違い
[韓国の兵役] 社会服務要員(公益)について⑤:補充役にもいろいろ
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[韓国の兵役] 社会服務要員(公益)について⑧:社会服務要員と社会福祉施設
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  • Lim, Chul
  • 入力 2016-04-29 00:00:00

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