Q.ここ数年間、韓国のプロ野球が人気がある理由は？
| A. | オリンピックで金メダルをとったでしょう？アジアゲームでも金メダル。日本の方には申しわけないことですが、盛り上がる気持ちは隠すことができません。 卓球やバトミントンで金メダルを取ったこともありますが、野球でも金メダル。ビヤホールでビールを飲みながら友達とテーブルを囲み、中継放送を見たことを思い出します。となりの席のおばさんたちも、野球のルールをきちんと知らないながらも、気をもみながら観戦しては歓声を上げたものです。 それはそうと、カーリングはご存知ですか？「氷上のチェス」とも言いますが、ほうきを使う競技のことですよ。オリンピックに出場したのでカーリングも胸を躍らせながら見ましたが、野球が金メダルなんですから…。 事実、韓国野球はオリンピック以前からも様々な国際大会で、韓国国民を失望させなかったそうです。オリンピックに出場すると放送局が争って中継放送を行い、新聞の1面を埋めるように記事を載せたでしょう。だから野球ファンでなくても、テレビ受像機の前に座って魂を奪われ見物することになりますね。金メダルを首にかけた選手たちが戻ってきて試合をしたら、球場に行きたい気持ちも生じますよね。 ところが、昨年に行われたWBCでは1次予選で敗退した後、勢いに乗っていた野球観衆が60万人も減ったとか言います。やはり国際大会の成績が人気と関連があるという証拠はないでしょうか。日本も野球の観覧客が減ったのでしょうか？日本代表チームの成績もあまり良くはなかったですが。 これは純粋に非専門家的な所見ですが、国際大会を除けば、二つほど野球人気の要因として挙げられると思います。 第一には、これはたいへん重要なことですが、スポーツに対する韓国の人々の目の高さがすごく高くなったということです。この頃は通信技術が発達して、世界中で行われる運動競技をリアルタイムで見ていますね。そうしたら、本当に世界的なスターたちがプレーする競技に、自然に慣れますよね。サッカーだけを見ても、韓国の人々の目の高さは、バルセロナとミュンヘン、チェルシー、まぁそんな名門チームに釘づけになってしまいました。メッシーナ・ロナウドの幻想的な個人技を見て韓国サッカーを見ると、ちょっとがっかりですよね。韓国でもうまい選手はヨーロッパに行ってしまったじゃないですか。 しかし、野球はちょっと違います。打者がうまく打つのか、投手がうまく投げるのかかどうか。解説者の言葉を聞いても紛らわしいのはみな同じことです。だから野球はスコアがないないままに、ホームランがパンパン炸裂し大量得点をするとまたそれなりに楽しむことができるということですね。競技力が最高だと言える米国のメジャーリーグや韓国プロ野球や、こまかく見てもあまり差がないように見えます。サッカー選手が聞くと機嫌を損ねる話ですよね。 2番目は、まあこれがちょっと曖昧なために、野球場に女性ファンが増えたんです。来場者の40％が女性だなんてちょっと驚きですよね。さらに、バーの代わりに野球場にデートに行く若い恋人たちを見ることも難しくなくなりました。見る人にきまり悪く競技が終わる9回裏まで、抱きあっているヨムヂョン（塩蔵）カップルもいます。あちこちにカップルが座っている姿を見て、私も恋人を連れて来ないと…ふと、こんな考えが思い浮かべば、実践に移してください。若い男同士でビールを傾けながら野球見物をして、「うらやましい」と感じてガールフレンドを野球場に行こうと説得することになって…。このような伝染病が、とうとう野球場に若い恋人たちが溢れ出るようにしたのではないでしょうか。職場でも若い従業員が団体で応援に行きますが、仕事のために遅れた人も、ゲームの途中で球場にやってきます。まるで酒の席に遅れて同席した感じだと言えるでしょうか？まぁ、そんなところでしょう。 しかし、女性がいつから野球に陥ったのでしょうか？その理由について知りたいのは、野球選手たちも同じなんですよ。 Tip：「ヨムヂャン（塩蔵）カップル」という意味ですが、知ってみると寂しいソロたちには気がおかしくなるほどの言葉です。他人の視線は気にせずにキスをしたり、非常に甘い視線で互いを見つめたり、いっしょにスマートフォンのビデオを見たり、なまめかしい微笑で隣に座っ男たちの胸さえ溶かしてしまうとか、まぁそんなカップルが「塩蔵けカップル」だそうですよ。 |
- Lim, Chul
- 入力 2014-05-21 12:00:00
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