Q.朴槿恵大統領に対するろうそく集会はいつまでやるの?弾劾されたのに続ける理由は何?(上)

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A. 朴槿恵(パク・クネ)大統領は今何をしているのでしょうか。知っている人は誰もいません。1人でご飯を作って食べ、皿洗いをし、洗濯をしているということはないはずですから、知っている人はいるかもしれませんが、決して外に漏れ出ることはありません。誰も接近できない大統領官邸で篭城中です。

大統領が官邸に蟄居している間にも、光化門一帯ではろうそくが消えずにいます。週末にだけろうそくが灯るということではありません。平日にも少数ではありますが、ろうそくを持った人々が広場を守っています。

ろうそく集会に参加する団体は、1500団体以上にのぼります。参加人数が150万人に達した5次ろうそく集会には、行事費用として2億ウォン以上がかかりました。舞台を作って音響機器を設置するために1億9000万ウォンがかかり、ボランティアの食費とろうそくの購入、広報チラシ制作などに2500万ウォンがかかったといいます。このお金がどこから出てくるのでしょうか。市民らが自発的に出した後援金で充当されます。口座に送金する人もいて、集会現場で後援金を出す市民らもいます。

ろうそく集会は、市民1人1人の自発的な参加で成り立ちます。

ろうそく集会に参加した市民らは、国会で弾劾案が可決されたことを最初の一歩だと考えています。まだまだ進むべき道が長いのです。

弾劾訴追の法的正当性を審判する憲法裁判所に対する心配も、ある程度あったりします。朴槿恵大統領に対する弾劾訴追案が当初の予想をはるかに超える圧倒的な票差で可決されたものの、憲法裁判所の判決を楽観視することも難しいからです。

通過したとしても、来年6月頃になってこそようやく判決が出るのなら、決して市民らが望むものではありません。規定によると、審判にかかる時間は6カ月(180日)以内で、これを越すこともできます。大統領が協力せず、遅延の策を使う場合には、来年の夏頃になってこそ結果が出る可能性もあります。現在の憲法裁判官の性向は国民の期待を完全に見捨てる可能性もあります。

憲法裁判所の裁判官出身のある元老法曹人は、弾劾案が国会を通過した後、ラジオのインタビューに出て、「お祭りの雰囲気だが、あまりにも気が早いという気がする」とし、「ろうそくが消えてしまえば、法的手続きにおいて主権者の命令が正しく守られない可能性もある」と言いました。ろうそく民心が広場にこれ以上集まらない場合、弾劾が棄却される可能性があるということです。

※この記事は「朴槿恵大統領に対するろうそく集会はいつまでやるの?弾劾されたのに続ける理由は何?(下)」へ続きます。
  • Lim, Chul
  • 入力 2016-12-21 00:00:00

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