Q.韓国のプロスポーツ選手の収入はどれくらいですか?プロの選手は何人いますか?

답변게시판
A. プロスポーツの世界は残酷なほどに冷たい。持つ者と持たざる者の格差がどんなに大きく、勝者独食の非情さが広がっていても、誰も異議を申し立てないところがプロスポーツの世界だ。

成績が良くてファンたちの愛を独り占めする選手たちは巨額の金を受け取るのに対し、実力がなければ食べていくのがやっとの、ほんのわずかな給与を受ける境遇に転落する。ともすると、最低年俸を受けて球団から追い出されることもある。それでもひとシーズンだけでも、選手としてプレーすることができれば祝福された人である。小学校の時から運動場で血の汗を流しても球団の招きを受けることのできない選手の数は計り知れない。

韓国のプロスポーツ選手は1600人ほどになる。韓国で最も人気のあるスポーツ、プロ野球選手が1・2軍の新人と外国人選手まで合わせて569人であり、プロサッカーは1・2部リーグを合わせても749人程度。ここにプロバスケットボールとプロバレーボールを合わせると250人ほど増える。

このようにスポーツスターになることを夢見る青年たちに開かれている機会は非常に少ない。プロ選手になったからといって生活が保障されるわけでもない。億台の年俸者になるためには一度でも1軍の舞台でレギュラーの座を確保しなければならない。

プロスポーツの中で選手たちの年俸が最も透明に公開されている種目は野球だ。球団サイトに入ると、選手団全員の給与を確認することができる。外国人選手28人と新人92人を合わせたプロ野球10球団(新生、ktウィズ含む)597人の平均年俸は1億638万ウォン。開幕戦エントリーに登録されている主要なプレーヤー235人の平均年俸は1億7648万ウォンだ。しかし、実際に億台の年俸選手は136人だけだ。

野球選手の中で最も年俸が多い選手は、ハンファイーグルスの金泰均(キム・テギュン)の15億ウォンだ。金泰均は野球だけでなく、韓国のプロスポーツ選手の中で最も多くの年俸を受けている。次に、ロッテのカン・ミンホが10億ウォンで2位。続いてイ・スンヨプ(サムスン、8億ウォン)、李炳圭(LG、8億ウォン)、チャン・ウォンサム(サムスン、7億5000万ウォン)、チェ・ジョン(SK、7億ウォン)、チョン・クンウ(ハンファ、7億ウォン)、イ・テックン(ネクセン、7億ウォン)、イ・ヨンギュ(ハンファ、7億ウォン)、キム・ドンジュ(斗山、6億ウォン)、イ・ジンヨン(LG、6億ウォン)などが高額年俸者の隊列に合流する。 2年連続でMVPを獲得したネクセンのパク・ビョンホの年俸は5億ウォンだ。

サッカーは選手一人一人の年俸が公開されていない。韓国プロサッカー連盟は、登録選手全体の平均給与と、上位3人の年俸を公開したが、残りは誰も分からない。球団や選手たちも開示することを避ける。連盟が今後、選手の年俸を明らかにする意志を持っているので見守ることにしよう。サッカーの1部リーグであるKリーグクラシック11球団(軍所属の常務を除く)の選手390人の平均年俸は1億9300万ウォン。韓国選手だけを見ると、1億6800万ウォンだ。

2部リーグで活躍するサッカー選手291(警察庁所属の選手を除く)人の平均年俸は5000万ウォン。 1・2部リーグを合わせたサッカー選手の平均年俸は1億3200万ウォンだ。

サッカー選手の年俸キングは11億1400万ウォンを受ける全北のイ・ドングク。 「ライオンキング」というニックネームらしく、年俸もキングだ。次は蔚山の高高度爆撃機のキム・シンウクが10億7000万ウォン、水原のMFキム・ドヒョンが8億3200万ウォンだ。外国人選手の中にはFCソウルのモリーナは13億2400万ウォン、全北のレオナルドが11億8500万ウォン、城南FCのジェパロフが11億1600万ウォンで、イ・ドングクの給与より多い。これまで国家代表のキム・ジョンウが3年間45億ウォン(年俸15億ウォン)を受ける条件で、全北と契約を結んだと知られていたが、連合の発表とは違う点も注目すべき部分である。

サッカーも野球も海外に進出した選手たちが受ける年俸と比べるとトップランキングに属する選手たちの年俸がそれほど多くないように見受けられるが、韓国のスポーツ市場の零細性を推し量れば決して少ないと見ることはできない。韓国雇用情報院が発表した2013年の企業CEOの平均年俸が1億1000万ウォンだから、プロとしてレギュラーの位置さえ掴んでおけば、すでに最高経営責任者の仲間入りをしたわけだ。美貌の女性がスポーツスターに惚れるだけのことはある。

男子プロバスケットボールは、2013〜2014年のシーズンの10球団の登録選手124人の平均年俸が1億5128万ウォンで、プロバレーボール男子選手(7球団、125人)は平均1億1440万ウォンの年俸を受ける。バスケットボール選手の中で最も年俸が多い選手は6億8000万ウォンを受ける昌原LGのムン・テジョンであり、バレーボール選手の中では大韓航空のハン・ソンスが5億ウォンで最高額の年俸を誇る。

女子バレーボール選手の中で最も多くの年俸を受ける選手は2億5000万ウォンの現代建設ヤン・ヒョジンであり、GSカルテックスのハン・ソンイ(1億8000万ウォン)、興国生命キム・スジ(1億70000万ウォン)が後に続く。長いこと、年俸が最も多かったバレーボールのオルチャン、ファン・ヨンジュは年俸が削られて1億5000万ウォンとなり、順位が下がった。

バスケットボールとバレーボールは、球団が選手に支払う報酬の上限を規制する「サラリーキャップ」という制度があり、契約金の制約がある。実際にバスケットボール選手のキム・ジュソンは、仲間たちの年俸のために自分の契約金を下げたりもした。
  • Lim, Chul
  • 入力 2014-06-30 09:00:00

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