A. | 去る4月7日からMnetで放送された『プロデュース101 シーズン2』というサバイバル番組がありました。 I.O.Iを輩出したMnetが、今回はボーイズグループを披露するために準備した番組です。 しかしSMエンターテイメント、YGエンターテイメント、JYPエンターテイメントなど、いわゆる3大企画会社が参加しなかったうえ、悪魔の編集などの被害を受けた芸能企画会社が参加を避けながら、当初の予定よりも遅れて放送されることになりました。 MMOエンターテイメントは練習生5人を『プロデュース101』に送り出しました。事実上、MMOエンターテイメントと契約した練習生全員です。 このうち、チェ・テウンとチュ・ジヌ、キム・ジェハンは途中で脱落し、カン・ダニエルとユン・ジソンが最後まで残り、グループWanna Oneのメンバーとなりました。 20代半ばのユン・ジンソは練習生として過ごした期間だけでも5年3カ月にもなります。 なぜ『プロデュース101』についてあれこれ説明しているのかというと、この番組がなかったらMMOエンターテイメントに対する国民の関心はほとんどなかったと言えるからです。 『プロデュース101 シーズン2』がイシューを量産する番組ではありましたが、その中でもMMOエンターテイメント所属の練習生のイシューが多かったからです。Mnetがカン・ダニエルとユン・ジソンを意図的に後押ししているという疑いも受けています。 なぜMnetがこの2人を後押ししていると考えられているのでしょうか。同じCJグループの系列会社だからです。MnetはCJ系列の音楽チャンネルであり、MMOエンターテイメントは2014年にCJE&Mとパートナーシップを結んで傘下レーベルに編入された状態です。 2007年に設立されてすでに10年にもなった会社ですが、MMOエンターテイメントはまだ規模が小さい方です。所属歌手も実際に多くはありません。
所属歌手の中でソン・ホヨンを除く4人が全員『スーパースターK』出身という点も異彩を放ちます。godのメンバーであるソン・ホヨンは2013年に彼名義の車のなかで1年間付き合っていた恋人が自殺して衝撃を受けて活動を中断しましたが、2014年にgodが再結成された後、ミュージカルとテレビで活発な動きを見せています。 その他の所属歌手を見ると、ロイ・キムはMnetの『スーパースターK シーズン4』優勝者の在米韓国人であり、ホン・デグァンは『スーパースターK シーズン4』のTOP4出身で、2013年にミニアルバム『遠ざかる』で正式デビューした歌手です。ロイ・キムは2013年4月にシングル『春春春』でデビューして以来、正規1集『Love Love Loe』、正規2集『Home』、正規3集『北斗七星』、ミニアルバム『開花期』を発売して素晴らしい音色を披露しています。 ロイ・キムはMBC『覆面歌王』にロマンチック騎士として出演して男性としては最年少歌王のタイトルを獲得しています。 パク・ボラムは『スーパースターK シーズン2』で優勝したホ・ガクに劣らない歌唱力を披露しましたが5位で終わりました。後にMMOエンターテイメントと専属契約を締結して2014年夏にはデジタルシングル『BEAUTIFUL』で正式デビューしました。 キム・ピル(Kim Feel)は『スーパースターK シーズン6』の準優勝者です。『スーパースターK』に出演する前、すでに『バカのようにまた泣く』という曲でデビューしたキム・ピルはクァク・ジンオンに抑えられ優勝は逃しましたが、『スーパースターK』での人気に支えられてtvNドラマのOSTに参加し、彼が歌ったOSTがチャートに進入してOSTの新興強者として浮上しているところです。 tvNもCJと関連があるのかって? もちろんです。MMOエンターテイメントの所属歌手のほとんどがMnetのオーディション番組で人気を築き、CJ傘下のレーベルに身を置いて、CJと関連した放送で旺盛な活動をする、CJの家族です。だからCJを抜いてしまっては、MMOエンターテイメントについて話すことがあまりないようです。 |