Q.韓国に漫画のキャラクターと結婚した人が本当にいるのですか?

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A. 漫画のキャラクターと結婚?

司式を務めてくれた人もいなく、婚姻誓約を読んだこともなく、官庁に婚姻届を提出したなんてことは更にないため結婚をしたと見ればよいのかよく分からないが、ウェディング写真を撮った人は明らかに存在します。




放送局の協力を得て放送にまで出てきた場面なので、嘘ではないでしょう。

写真の主人公は、イ・ジンギュという20代の青年です。漫画のキャラクターは、「魔法少女リリカルなのは」の美少女「フェイト・テスタロッサ」です。漫画のキャラクターとの結婚余波で、彼は「オタクフェイト」というニックネームを授かりました。

フェイトに対するイ氏の愛は、2010年1月に放映されたtvNの芸能番組『火星人ウイルス』を通じて世間に知られました。当時の年齢は21歳で、コンビニアルバイトの仕事をしていたといいます。

アルバイトで稼いだお金は、フェイト関連の製品を買うために全てつぎ込みました。公開された彼の部屋には、フェイトの製品たちでぎっしりでした。

彼の関心は、ただただフェイトだけでした。さらに自分が生まれた故郷さえも知らなかったのです。

21歳の青年に、デートをする女性は必要ありませんでした。いつもデートに応えてくれるガールフレンドがいたためでしょう。

彼はフェイトが刺繍された抱き枕を抱えてロッテワールドへ行き、乗り物に乗って遊んでいました。フェイトを自分のガールフレンドだと主張し、自由利用券を2枚購入しました。お金を払ったので堂々と、自分の隣の席に抱き枕を座らせて置くことができたのです。

ロッテワールドのスタッフは、開場以来で初めてジャイロドロップに抱き枕を乗せるという経験をすることになりました。

お世辞で「フェイトがきれいですね」と言ってあげるというサービス精神まで発揮しました。

遊園地を出てからピザ店に立ち寄り、フェイトを前に座らせてスパゲッティを2つ注文し、放送制作陣の助けを借りていつも夢見てきたフェイトとのウェディング写真も撮影することになりました。フェイトの抱き枕にウェディングドレスを着せた担当者は、「私が人生でこのような仕事をするとは思わなかった」と心情を打ち明けました。

青年イ氏が愛した漫画のキャラクターは、3Dではなく2Dキャラクターです。立体ではなく平面だという話ですね。それゆえクッションや抱き枕を抱き抱えて寝るようになり、放送にもクッションを持って出てきたのですが、このような事実が多少歪曲されることによって一部では枕と結婚した男として誤認(?)を受けました。ユーチューブでこれを見た英国のネチズンは「他の枕たちと寝ると、枕の喧嘩が起きるね! 」と寸評を上げたりもしました。

注目すべき点は、イ氏がフェイトに精神的な面はもちろん、肉体的にも興奮するという事実です。

本人の口から打ち明けたのです。ウェディング写真を撮りながらディープキスもしました。

tvN放送がかなり過ぎたあとのメディアとのインタビューで、彼は「今は精神的にだけで愛することしかできず、はやく仮想現実が出たら良いと思う」という欲望を明らかにしました。しかしインターネットに彼が掲載した写真には、性行為を連想させる扇情的な写真も含まれていました。

それゆえ「変態」という声が出てくるのが自然に感じられるほどです。tvN放送の9か月後、彼は英国の日刊メトロ(Metro)で「英国が選定した今年最高の変態」と認められる栄誉(?)を獲得しました。

放送されたあと、全国の「オタク」たちに「そうじゃなくても世間の人々が狂った奴扱いをしてくるのに、お前のせいでさらに蔑視を受けることになった」と非難しました。彼が加入していたカフェは次々と彼を追放させたのですが、彼はあまり気に留めませんでした。

精神病的な愛を超越した愛だと感じた人も存在しなくはありませんでしたが、彼らもイ氏と同じ精神病者として追い払われました。

イ氏は悪質な書き込みについてはかなり寛大でした。しかし2016年4月ごろ、突然自分の悪口を言った文を見つけて告訴し始めました。告訴対象は、修能試験を控えた女子高生、公務員試験の受験生、就職準備生など10~20代前半の女性たちでした。その中で50人から示談金名目として3000万ウォンをもぎ取ったのです。

被害者たちは「罰金、民事訴訟、損害賠償、弁護士費用など莫大な損失を被るだろう」とし「前科者になると、身上に問題が生じる可能性がある」という言葉に恐れてお金を送金したといいます。大ざっぱに計算してみると、1人当たり50万~100万ウォン程度を送金したわけなので少なくない金額ですが、身上の問題を勘案するとなると「ついてないな」と愚痴をいう程度で済む程度ではあります。

警察は、イ氏が非難を誘導する刺激的な写真と文を故意に掲示したと見ました。そして最終的にイ氏は恐喝罪および不当利得罪の疑いで逮捕され、2017年3月に1審裁判で懲役10か月の執行猶予2年を言い渡されました。

結末は良くなかったですが、イ氏は韓国の「オタク」文化に大きな影響を与えました。オタクの終局を見せたことで、韓国のオタク歴史の分岐点になったのです。今ではよほどの狂行をしない限り、イ氏のフェイト愛を越えることが困難になりました。

おそらくこれは、日本のオタクも同じではないかと思われます。

フェイトとのウェディング写真が伝えられたあと、日本の反応も同じでした。

当時、日本の反応は2種類でした。

ひとつめは、「これは日本が謝罪をするべきだ。これは日本の罪だ。こんなことは日本から学んではいけない」

そしてふたつめは、「日本がまた韓国に負けている。ここでも負けるなんて…」
  • Lim, Chul
  • 入力 2017-07-05 00:00:00

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