Q.韓国のデュオClonのカン・ウォンレとク・ジュンヨプについて教えてください

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A. Clon(クロン)は1990年代を風靡した最高のダンスデュオです。1990年代前半をDEUX(デュース)が支配したなら、後半はClonの時代でした。

  • Clon
  • 左ク・ジュンヨプ、右カン・ウォンレ

Clonのメンバーは京畿高校の同じクラスに通っていたカン・ウォンレとク・ジュンヨプです。2人は高校在学時代から学校はもちろん近隣地域でも評判のダンサーでした。休み時間ごとにダンスをして歌手の夢を育て、梨泰院のナイトクラブを回って名声を博しました。(高校生がナイトクラブ?)

高校卒業後、ダンスコンテストに参加してカン・ウォンレが1位、ク・ジュンヨプが4位になったことをきっかけにイ・スマンに抜擢されました。以後、1990年代初めにWAWA(ワワ)1期のメンバーとして活動しましたが活動直後に軍に入隊することになり、歌手生活をしばらく中断しました。

軍から戻ってきた後、ク・ジュンヨプとカン・ウォンレは有名歌手のバックダンサーなどをして活動しましたが、1990年代半ばに歌手キム・ゴンモを育て上げたラインミュージックのキム・チャンファンに注目されます。キム・チャンファン師団の看板スターだったキム・ゴンモがキム・チャンファンとの不和によりラインミュージックから離れ、シン・スンフンもキム・チャンファンの陰から抜け出して独自の活動に入ったことからラインミュージックは揺れている状態でした。Clonはラインミュージックの救援投手として登場したわけです。

Clonはキム・チャンファンが作詞・作曲した『クンタリ シャバラ』で1996年5月に電撃デビューしました。当代最高の歌手と呼ばれたキム・ゴンモ、Solid、シン・スンフンなどがカムバックして活動しながら激しい角逐を繰り広げて「星の戦争」が行われていた時期でした。

歌手活動開始から10年目の中古新人カン・ウォンレとク・ジュンヨプのClonは、デビュー直後から突風を巻き起こしました。アルバムを発売してから1カ月も経たないうちに各放送局の音楽番組で1位候補になり、キム・ゴンモを抜いて歌謡トップ10のトップになりました。そして1996年のSBSスター賞とソウル歌謡大賞の大賞を受賞しながら「星の戦争」で勝利したのです。

1枚目の勢いそのままに1997年に夏のバカンス曲として発表した『都市脱出』も大ヒットし、Clonの人気は海外にまで伝わります。おかげで台湾に進出して、マイケル・ジャクソンもうらやむほどファンから愛されます。台湾でのClonの活動は多くの場合新聞の1面を飾り、2人が交際しているという噂まで流れるほど話題をかっさらいました。

2人のうちク・ジュンヨプの人気がすごく、数年間連続で「最もセクシーな男」1位になり、台湾のトップスターと交際したりもしました。

台湾のスーパースターClonが超大型コンサートを準備中だった2000年、不幸な事故が起きました。カン・ウォンレがバイクに乗っていたとき違法Uターンをした車両と衝突、下半身麻痺となる事故に遭いました。(事故を目撃した通行人が2次事故を心配して道路の真ん中に倒れていた彼を人道に移動させたのですが、その過程で折れた骨が神経を刺激して下半身麻痺につながったそうです。事故に遭った状態でそのままにしていたら麻痺までは至らなかった可能性もあるということで、残念なことです)

事故でClonは活動を全面中断しましたが、カン・ウォンレが下半身の永久障害の判定を受けながらClonは解体することになります。

  • KBS開かれた音楽会で車椅子ダンスを繰り広げるClon

その後、リハビリに専念したカン・ウォンレは車椅子を利用した振り付けを考案し、2005年にClonは復活します。『私の愛ソンイ』をタイトル曲にした5枚目『Victory』で活動を行いましたが、その後、カン・ウォンレはラジオDJ、ク・ジュンヨプは「DJ KOO」という名前でソロ歌手とクラブDJとして活動してきました。

ところが、2017年に新しいアルバム『We Are』を発表して再びカムバックします。12年ぶりに20周年記念アルバムとして出したものです。制作発表会でClonは20年が経っても変わらない友情を誇りながら舞台に一緒に登場しました。

  • O2CNI Lim, Chul / 写真=MBNスター、スタートゥデイ、KBS放送画面キャプチャ
  • 入力 2018-03-09 00:00:00

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