Q.韓国には高校入試がありますか?居住地域に関係なく私立高などに通えますか?

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A. 数年前のことです。地方の商店街に行く道に便乗しようと花井に住んでいる後輩の家を訪れました。駐車場でトランクにバッグを載せていると、ゴミを捨てにきた近所のおばさんたちがみんな挨拶をしてきました。

「君、近所の女性にとても人気があるね。」

こう話したところ、その友人は笑いました。車に乗って向かう途中で聞いた話では、おばさんたちが挨拶をしてきたのは、自分が人気があるからではなく、娘のせいだというのです。当時、中学3年生だったのですが、小学校の頃から全校1等を逃したことがなかったそうです。近所の女性たちに挨拶を受けながら、優等生の娘が思い出されて気分がよくなり笑ったのです。

その娘がどのようなったかというと、民族史観高等学校(民史高)というところを受験したのですが落ちてしまいました。外国語高校に進学したという話まで聞いて、その後の消息はわかりません。江原道横城の民族史観高校は100人余りが受かりますが、3千校以上ある全国の中学校で一等になる学生だけが集まるというのですから、受からなくてもあまり落ち込む必要はありません。

韓国にも入試を受ける学校は沢山あります。2013年基準で韓国には2322校の高等学校があり、抽選で行く高校は65.6%である1522個です。残りの高校はどんな形式にせよ試験を実施しています。

このうち、学生が行きたい学校は民史高のような自律型私立学校(自私高)と科学高等学校(科高)外国語高校(外高)のような特殊目的高校(特目高)でしょう。2013年末現在、自私高は165校、特別目的高校は138校があります。このほか、職業学校や代案学校などの特性化高校が494校あります。

民族史観高校の入学競争率は3対1程度かそれ以下ですが、競争率が高くないのはほとんどの候補者が途中で放棄するからです。来年度の入学定員は11学級で165人。一クラスの学生数は15名しかいません。

毎年、中学生を対象に科学コンテスト、人文社会論述大会、数学コンテスト、英語ディベート大会が開かれますが、ここで良い成績を収めていない限り、入学するのは難しいと見るべきです。筆記試験はありませんが、テストよりも厳しい面接試験を代わりにおこないます。

ところで、なぜ民族史観高等学校に行くことを熱望するのというと、理由は簡単です。名門大学にたくさん行くからです。今年の卒業生の場合Yale、Oxford、Cambridge、MITなど世界の名門大学に59人の学生が入りました。卒業生の中で今まで外国の名門大学に行った学生が、なんと718人にもなります。

韓国の大学だと、今年の卒業生の77人がソウル大、延世大、高麗大など、いわゆるSKYと呼ばれる名門大学に入学しました。しかし民族史観学生が希望する学校は、米国と英国の名門大学だそうです。一般の高校では夢も見られないことでしょう。

このような学校はもっとあります。かつて、自私高の中のいくつかの学校は一切の政府支援金を受けず、独自に運営したため自立型私立学校に分類がされていました。民史高の他にも、浦項製鉄(POSCO)が運営する光陽製鉄高校と浦項製鉄高校、現代グループが建てた現代青雲高等学校、忠南天安のハンファグループの北一高等学校、ハナ銀行財団が建てたハナ高等学校、韓国外国語大学付設高等学校がこの部類に属します。

今はすべて自私高に転換された状態ですが一般的な自私高の教師たちの集まりには出席しないほど自尊心が強いという話が伝わってきます。

一時、外国語高校が高い人気をえました。しかし、当初の目的とは異なり外国語の勉強に専念せず卒業生の多くが医学部に進学したため、予備校という批判を受けました。そこで現在は外国語の授業の割合を高めたところ、人気が少し下火になっています。

これに対し、英才たちが集まる科学高校の競争率は今も激しいです。8月13日に終了したソウルの科学高校入試の競争率は4対1を超えました。

KAIST(韓国科学技術院)が運営する科学英才高校を除けば、全国に18か所がありますが、すべて国が運営しています。科学高校の学生の多くが2年で早期卒業するほど実力が優れています。

自私高と特別目的高校などは韓国の教育ではまだ議論の中心に立っています。良い高校に行かせようと幼い時から早期教育をし過度な私教育費を支出させる元凶という指弾を受けています。一方では、現行の大学入試制度が内申を反映したため、自私高の優秀な学生には不利だという指摘も絶えません。

一般高校で一位と最下位の成績差は大きいですが、自私高は例外だというのです。実際に一位と最下位の成績にあまり差がないため、油断していると10位が100位などに落ちるのはあっという間だという言葉が学生の間で出回るほどです。

人材育成と教育の平準化という永遠に対立する、この2つの目標を同時にどのように達成するかが、韓国の教育が直面している課題です。

  • Lim, Chul
  • 入力 2014-08-21 12:00:00

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