Q.韓国のおでんは、日本のおでんと違いますか?

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A. 時々、ソウル市内の建国大学周辺の賑わっている場所に行きます。本を買ったり、若い青年たちが溢れる場所でコーヒーを一杯、楽しむためです。

そして、時には帰り道にホットク店に寄って一つや二つ買って食べたり、家に持って帰ったりもします。しかし、この前行ってみたら店が閉まっていました。少なくないお金を投入して店を開いたはずなのに、半年も経たずに店じまいした店を見て、本当に気の毒に感じました。ホットク店の主人は会社を辞めて悩んだ末に、ホットク店のオープンを決心したという40代の男性でした。

やっぱり、ホットクは寒い時期に食べる季節料理のようです。

韓国では、おでんも季節料理に分類されますが、韓国のおでんは日本のおでんと同じ料理でしょうか?

疑問を抱くでしょうが、下の写真だけ見てもすぐに理解できるでしょう。

上の写真は典型的な韓国のおでんで、下の写真は原産地、日本のおでんです。

一目で区別できます。

上の写真は、木串に魚のすり身を揚げたものを刺した食べ物です。そのため「コチ(串)」とも呼ばれます。

それでは、日本式のおでんは何と言いますかって? 同じおでんです。和食店でおでんを注文すれば、下の写真のように具材が豊富で温かい料理が食卓に準備されるそうです。

韓国ではいつから、なぜ魚のすり身を揚げたものを串に刺した物をおでんと呼び始めたのでしょうか?

確実ではありませんが、おでんに入っているオムク(어묵、魚のすり身を揚げたもの)をおでんと言いながら、これがそのままメニューとして定着したという説が有力です。韓国の国語大辞典にもおでんについて「オムクの誤った表現」と表記されています。時々酒場でサービスのおつまみとして出されるおでん鍋も「重複語」です。おでん自体が鍋料理を意味しているからです。

韓国のおでんを作るのは、とても簡単です。作り方も簡単で、食べやすく、値段も安いです。そのおかげで代表的な屋台料理になっています。

道端で売っているおでんは、薄いオムクをたたんでジグザグに刺したものとこん棒のように細長いオムク一つを刺したものの二種類があります。味と量は似ていますが、薄い方が味がよく染み込んでいるという長所があります。屋台で売っているおでんは、ほとんど平たいオムクです。おでんは、おでん自体の味も重要ですが、汁を無料で思う存分、飲むことができるという利点があります。おでんを食べないで、トッポギ、スンデ(豚の腸詰)、天ぷらを買って食べてもおでんの汁がおまけで付ついてきます。寒い日、紙コップに温かいオデンの汁を入れて手に持てば、温かみが伝わってくるし、温かい汁がのどを通ると幸せになります。

だからおでんも一種の季節料理に区別されているようです。それでもホットクのように完全に冬の食べ物ではなくて、販売量が少し減る程度の季節料理です。

韓国でおでんが一番有名な所は釜山(プサン)です。釜山の昔の中心街に行けばソウルの屋台で取り扱うオムクより魚の比率が高い高級おでんを作って売っている店も残っています。この辺の地域では特にオムクではなくて餅を差したプルトクや、コンニャク、さらに牛肉が入っているおでんも売っています。油揚げ巾着に具材を入れて売っている店もあります。
  • Lim, Chul
  • 入力 2019-05-06 00:00:00

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