Q.「保健教師アン・ウニョン」の主演女優チョン・ユミについて教えてください

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A. Netflixのドラマ『保健教師アン・ウニョン』を見た人の中には時々酷評を残す人もいますが、理由はストーリーテリングがかなり不親切だということです。エピソード間がうまくつながらず、脈絡が途絶えてしまうのです。例えば、何か比重がありそうなキャラクターが次回は全然姿を現わさず視聴者を戸惑わせます。

ゼリーのキャラクターやおもちゃの武器を振る姿が、少し幼稚に見えるという評価を残す人も多いです。

このような短所にもかかわらず、主演女優のチョン・ユミとナム・ジュヒョクは、このドラマを「座りっぱなし」ドラマに作り上げました。

チョン・ユミは小説を読んだ読者たちから「映像を作る時に『保健教師のアン・ウニョン』に一番似合う女優」という評価を受けました。ドラマが公開された後は、「アン・ウニョンそのもの」と言われるほどでした。5話に出てくる中学時代の同級生、キム・ガンソンとのエピソードで見せてくれた感情演技には好評が殺到しました。

映画コラムニストのチョン・ドクヒョンはチョン・ユミについて「やや幼児的に見える『保健教師アン・ウニョン』の想像力はそれ自体で社会と学校に対する意味深長な風刺を描く。何でも想像しておかしくても表現した幼い時代から遠く離れて、ある時、抑圧された視線で面白くなく世の中を眺めるようになった大人なら、ゼリーが与える不慣れな風景が意外と痛快さで近付くのではないだろうか?チョン・ユミは変なアン・ウニョンというキャラクターを自分の服を着たかのように平然と演技した」と評価しました。

『保健教師アン・ウニョン』の監督が我先にとキャストをしたがったほど、優れた演技力を持っている役者ですが、その名声に比べれば、一般の人たちの知名度はやや低いほうです。映画に比べてお茶の間劇場への出入りが少ないからです。

2003年、短編『恋する少女』で看護師役としてデビューしたチョン・ユミは、翌年撮った短編『ポラロイド作動法』で主演を務めました。片思いの先輩にカメラの作動法を聞いてみる少女の限りなく嬉しいながらもときめく本音を繊細に描き出してから注目を受け始めました。

2005年にはチョン・ジウ監督がメガホンを取った映画『親知らず』で17歳のチョ・インヨン役を演じ、評論家たちの好評を聞き、その年の各種映画祭で新人賞を総なめしました。映画界だけでなくファンからも脚光を浴び始めた作品はキム・テヨン監督の『家族の誕生』(2006)です。

惜しくも映画は興行に失敗しましたが、チョン・ユミは助けが必要な人々を無視することができない善良な人柄のため、ボーイフレンド(ボン・テギュ)を憤らせる演技で観客を魅了しました。評壇も彼女にはまりました。この作品でチョン・ユミは同年開かれた青龍映画祭で助演女優賞をもらうことになりますが、賞をもらうとは全く予想できなかったのか、授賞台に上がっても顔を赤らめて恥ずかしがっていました。

少女のような初々しい姿、これがチョン・ユミが観客に与える魅力でした。

映画に比べて多くないだけで、出演したドラマごとに彼女は細かい感情表現で視聴者の目に留まりました。

2007年地上波ドラマのデビュー作である『ケ・セラ・セラ』では愛らしいがしっかりした女性主人公役を演じました。チョン・ユミが主演したドラマは『ロマンスが必要』(tvN、2012)、『職場の神』(KBS、2013)、「恋愛の発見」(KBS、2014)、『ライブ ~君こそが生きる理由~ 』(tvN、2018)などです。

ドラマに比べると出演した映画の目録はかなり多いです。2009年には9つの作品に参加しました。映画の出演が多すぎて、ドラマに出る機会が少なかったようです。

主演映画をいくつか紹介すると『チャウ』(2009)、『カフェ・ノワール』、『トガニ 幼き瞳の告発』(2011)、『マンホール』(2014)。 そしてゾンビ映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』でマ・ドンソク(ユン・サンファ役)の妻のソンギョンを引き受け、ついに「1千万女優」(映画の視聴者が1千万人を超えたじょゆう)に合流しました。

2019年には世間の注目を集めた作品『82年生まれ、キム・ジヨン』でキム・ジヨン役を演じました。
この映画を見た観客は367万人ほどで非常に多くはなく、ジェンダー論争がそのまま彼女に波及したりもしました。それでもその年の「大鐘賞主演女優賞」と「今年の女性映画人賞演技賞」を受賞したので、少しの批評ぐらいは甘受するしかないでしょう。

チョン・ユミが出演した映画の中で独立映画『カフェ・ノワール」はとても特別な作品です。映画の制作が引き続き延期されたにもかかわらず、1年間待ってくれたし、その上、ギャラももらわず出演しました。なんと11分30秒間、独白をする韓国最長のロングテイク台詞の記録もこの映画で作られました。

『カフェ・ノワール」でデビューしたチョン・ソンイル監督は、チョン・ユミをキャスティングした理由をこのように明らかにしました。

「私がチョン・ユミに完全に惚れたのは『家族の誕生』からでした。私の注目を集めたのは,彼女の登場シーンのほとんどがピントが合っていないことでした。撮影が始まると動線を守れないようでした。没入し過ぎて他のことはすべて忘れます。まるでジャズ演奏者のように演技の即興を楽しみます。これがチョン·ユミの力です」

映画では表情演技までディテールに消化しますが、チョン・ユミの実際の性格はとても恥ずかしがり屋です。インタビューをする時や作品発表会に出る時もぎこちないと言って、顔を赤らめます。ある作品の発表会で記者たちの要請で相手役を引き受けた男優がバックハグをするポーズを取ると、チョン・ユミの顔が赤くなって涙ぐんだりもしました。

そこである記者が尋ねました。
「そんなに恥ずかしがり屋なのに、どうやって女優をしてるんですか?」
「演技をするのは別の人になることじゃないですか」

余談ですが『ラブレター』を演出した岩井俊二監督の大ファンだそうです。『ラブレター』は10回以上見たそうです。
  • Lim, Chul
  • 入力 2020-11-11 00:00:00

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