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株で一日に70億かせいだ「キョウボマン」…SKバイオサイエンス上場


  • 株で一日に70億かせいだ「キョウボマン」…SKバイオサイエンス上場

  • アン・ジェヨンSKバイオサイエンス代表取締役が18日、ソウル市汝矣島の韓国取引所で行われたSKバイオサイエンスの有価証券市場の新規上場セレモニーで売買開始を祝っている。 2021.03.18。ハン・ジュヨン記者



上場初日にSKバイオサイエンス株を大量に買い込んだ別名「キョウボマン」が19日、保有する株をほとんど売り払った。一日で約70億ウォンの差益を得たと推定される。

19日の金融投資業界によると、SKバイオサイエンスの上場初日の買い入れ窓口1位として教保証券が名前を上げた。全体の取引量は76万株を記録したが、約75%を占める52万9814株を教保証券から買い注文が入った。市場で取引きされた量のほとんどをさらったわけだ。買い入れ金額は約895億ウォンに達した。

一般的に、上場日の取引き開始直後に株価が上限価に直行すると、すばやく注文を入れた者が注文締結の成功の可否を左右する。このような理由から証券業界では、教保証券の窓口を利用する投資家が大量注文をすばやく行って独占したと推定している。

上場翌日の次の日、場の序盤から教保証券で売り注文が殺到した。売買の推移をみると、教保証券は取引き開始直後に21万株を売却し、9時02分頃にも12万株を売却した。20分あまりのあいだに53万株が市場で消化された。前日に買い入れた物量の多くが排出されたものと予想される理由だ。

売買の主体が誰であるかを確認することはできないが、単純計算するとこの投資家はSKバイオサイエンスの株式53万株を16万9000ウォンで買収し、一株あたり約18万2000ウォンほどで売ったものと推定される。一日に約70億ウォンの利益を得たわけだ。

証券業界の関係者は、「証券会社としても誰が注文を入れたのか確認する権限がない」とし、「スーパーアリかもしれないし、サンタ(上限価追い)を狙った専門投資勢力かもしれない」と語った。
  • 毎日経済 | キム・ギョンテク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2021-03-19 14:14:11




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