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韓流の波、健康と美容商品販売急増

「大長今」のイ・ヨンエ、「少女時代」のティファニーをモデルとして起用 

  • 韓流の波、健康と美容商品販売急増
今年上半期海外で販売された国内商品の中で健康と美容をテーマにした商品販売比重が昨年に比べて急増した。

これはこれまでキッチン用品と生活用品購入に限定されていた海外ホームショッピング消費者たちがK-POPとドラマ等の韓流熱風に背中を押されて健康及び外見管理のための韓国商品に関心を持ち始めたことを代弁した。実際にCJオーショッピングが「東方CJ」ホームショッピング等3地域の韓国商品売上を分析した結果、今年に入って新鮮な果物と野菜でジュースを作る原液機需要が増加して韓国商品の中でキッチン家電が占める比重が昨年28%から今年48%に伸びた。

中国は伝統的に生の食品に対する拒否感があるが、2000年代後半以降は公害と加工食品に対する懸念が高まり高所得者層を中心に野菜ジュースに対する人気が高まっている状態だ。何よりも1世代韓流ドラマとして位置づけた「大長今」の主演を演じたイ・ヨンエをモデルに起用したある原液機ブランドの場合、現地消費者たちに商品の認知度を高めるために肯定的な影響を与えたものと予想される。

ベトナムでは韓国の紅参商品を中心にした健康機能食品の売上げ比重が大きく伸びた。これはベトナムの急激な経済成長によって2000年代後半から国民たちが健康に高い関心を持ち始めたためだ。これにベトナム内の健康機能食品市場は毎年20%以上成長してきた。特に韓国ドラマはもちろん韓国との人的交流及び旅行客たちを通じてベトナム国民の間で紅参に対する効能が知られて人気を集めているものと分かった。

また日本とタイでは美容用品に対する比重が昨年に比べてそれぞれ4倍と2倍水準まで高まった。平均的に韓国で2年前に人気を集めた商品が海外で再び全盛期を迎えている。特にタイではガールズグループ「少女時代」のメンバーであるティファニーをモデルにした美容用品が1ヶ月に1,600セット、1億ウォンを超える売上げを記録し順調な売上げ上昇を見せている。これにタイGCJホームショッピングを通じて販売される韓国化粧品もやはり昨年一年で4億ウォンだったが、今年は上半期だけで約11億ウォンが売れた。

海外輸出を担当しているある関係者は「各国のホームショッピング市場の成長と韓流に対する人気に背中を押されて多様なカテゴリーの韓国商品が現地顧客に愛されている」と明かした。加えて「今年上半期に海外で販売された韓国商品の中で中小企業の比率は約75%に上る」とし「健康と節約をテーマにしたキッチン用品と商品力を持った美容用品、そしてフィットネス商品を保有する中小企業たちが海外市場進出に対してさらに大きな関心を盛ってくれると良い」と話した。
  • シークニュース イム・ソヨン記者/写真=photoapark.com
  • 入力 2014-09-18 09:18:48




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