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居場所を失っていく「韓紙」、韓国の伝統品まで中国産が受け付けるのか?


  • 居場所を失っていく「韓紙」、韓国の伝統品まで中国産が受け付けるのか?
来る10月9日から11日までの3日間、ソウル市庁広場でソウル韓紙文化祭が行われる。

実際に伝統工芸は、文化の具体的な商品として韓国固有のアイデンティティを示す重要な産業だ。特に韓紙歴史と重要性は、最も古い木版印刷本人「無垢淨光大陀羅尼経」を通じても知ることができる。しかし、韓国の誇らしい文化遺産である韓紙は、世界の関心にもかかわらず、むしろ国内市場での消費縮小で居場所を失われているのが実情だ。

ソウル韓紙文化祭側の関係者は「朝鮮時代は国家で運営していた官営製紙所である造紙所を全国に置き、ソウルの洗剣亭造紙所は、国家で使用する韓紙を浮かべることをべることを管掌した重要機関だった」と説明した。付け加えて、「このようにソウルは歴史的に最も大きな韓紙の消費市場であり、生産地で今も変わらず仁寺洞を中心に全国の韓紙と韓紙工芸品が流通している」と伝えた。

しかし、中国産の韓紙と無分別な原料(楮)輸入で伝統性と産業化を失っているのが残念な現実だ。これに対し「外国人が最も多く訪れる場所であり、最も大きい流通市場を形成しているソウル市は韓国の伝統文化を正しく広報する義務がある」というのがソウル韓紙文化祭側の話だ。

したがって、来る韓紙文化祭を通じて韓紙の伝統性と芸術性を知らせて、衣類、ライフスタイル用品など他産業との間の適切な融合で韓紙文化産業の活性化に拍車をかける予定だ。
  • シークニュース_イム・ソヨン記者/写真提供=ソウル韓紙文化財
  • 入力 2014-09-17 18:01:36




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