「韓国は創業アイテムあふれる機会の地です」

韓国で創業に成功した外国人3人/教育・広報など「グローバルマインド」必要な分野開拓/韓国に不足した部分に外国人の強み満たしてシナジー 

  • 韓国で起業成功神話を作っていっている外国人3人。右からアメリカ人のガイ・シトロンさん、韓国系カナダ人のベロニカ・キムさん、イギリス人のフュー・モーガン・イバンさん。<キム・チェフン記者>

米国人のガイ・シトロンさん(26)に、韓国は創業の夢を開いてくれた機会の地だ。去る2010年、米国の大学を卒業したが、経済不況で職業を探すことが難しかったシトロンさんは、英語を教えるために初めて韓国の地を踏んだ。働き口のためでもあったが、韓国移住民が多く居住するところで育ち、韓国という国に関心が生じたからだ。

しかし韓国へ来て英語を教えながらも、依然として創業をして成功したいという夢だけは相変らず腹中におさめていた。そんな拍子に、一緒に英語を教える友達どうしで映像に関する創業をしようという提議があった時、それは良いと受け入れた。シトロンさんは「映像や映画に関心のあった外国人友達どうし創業しようという提議を受けたが、ちょうどそちらの分野に関心が高かったので快く応じた」と語った。

韓国市場で創業する時に大きなつまづきとなった外国人という弱点は、創業アイテムを正しく掴んだところ、成功を保障する最も大きな長所に変わった。シトロンさんは「NYKメディアグループ」という会社を作り、韓国企業が外国人を対象に広報映像物を作る時、外国人の口当たりに合わせた感覚で映像を作る作業を進めている。外国人の感性と情緒を最もよく分かるという長所を十分に発揮し、国内企業が外国人からもう少し好感を得ることができる映像物を代わりに製作してくれるわけだ。

シトロンさんは「大企業は巨額を投じて海外にある映像制作企業に直接依頼したりするが、私たちはもう少し低廉な価格で同じ效果を出す映像物を作るのが長所」としながら、「今は完全に創業事業にだけ沒頭し、楽しさを味わっている」と語った。

イギリス人のヒュ-モーガン・イバンさん(45)も去年から国内に「ホライズンコミュニケイションス(Horizon Communications)」という会社を設立した。彼は去る15年のあいだ有数の世界企業とともに働いた経験をいかし、韓国人が外国企業の面接や、外国人を対象にしたプレゼンテーションなどが自然にできるように助けるプログラムを作った。

モーガンさんは「外国人との疎通は単純に言語の交換ではなく、彼らの文化や慣習をよく知らないといけない」とし、「韓国人たちはこの重要さ見過ごしているようで、疎通方法を向上できるプログラムを開発することになった」と説明した。

ベロニカ・キムさん(50)もまた韓国系カナダ人として、韓国教育の変化を希望するアプリケーションを開発している。彼女が開発しているアプリは単純に詰めこみ暗記ではない、直接自分が暗記したいことを映像・音声・メモ・写真などの多様な連想作用を通じて勉強できる方法だ。

キムさんは「常に教育とIT技術に関心があって、役に立てる会社を作りたかった」とし、「ちょうど韓国に来たとき、韓国教育の深刻性を悟ってすぐに一人創業企業を通じて実現させた」と語る。

3人が外国人として国内創業に堂々と乗り出してある程度成功をしている理由は、彼らが「韓国に居住する外国人」という強みを充分に発揮できる分野を開拓しているからだ。3人はすべて外国人という「グローバルマインド」を武器にしながらも、韓国に居住して悟った韓国だけの特殊性を事業にうまく醸し出している。

韓国に対する愛情が創業の始発点だったことも共通した部分だ。シトロンさんは「初めは働き口を求めて韓国へ来たが、今は韓国に魅かれた」とし、「今後も韓国にずっと留まり、事業を行う計画」と語った。

イバンさんも「ただ外国人としてではなく、全世界を回りながら得た経験を韓国人たちと共有したい」とし、「多くの役に立つことを望む」と語った。

しかし、まだ外国人が韓国で事業を行うには確かに難しい点が多いだけに、韓国がもう少し外国人に開放された制度と文化を身に着けていくことを希望すると彼らは口をそろえて言った。
  • 毎日経済_キム・ミヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2013-12-22 19:47:25