トップ > コラム > 脱北団体「核狂人金正恩」ビラ50万枚を北韓に飛ばす
パク・サンハク自由北韓運動連合代表は30日、「北韓自由週間」を迎えて対北ビラを散布したと自ら明らかにした。対北ビラの散布を禁止する「南北関係発展法改正案」が発効されて以来、初の散布事例だ。軍と警察は事実関係を確認中だ。
この日、パク代表は報道資料を通じて「北韓自由週間を記念して、予告したように25日から29日のあいだ非武装地帯（DMZ）と隣接する京畿道と江原道一帯で2回にわたってビラ50万枚、パンフレット500冊、1ドル紙幣5000枚を10個の大型アドバルーンを利用して北韓に飛ばした」と語った。
パク代表は「対北伝単（ビラ）禁止法」を制定した文在寅（ムン・ヂェイン）政権を激しく非難し、このように明らかにした。パク代表は「私たちの主敵キム・ジョンウンと金与正下命法に基づいて、ムン・ジェイン左派独裁政権は対北ビラ禁止法という最悪の法を操作して国民の口に枷をはめた」とし、「DMZ住民らの生命の安全を口実に、残忍な加害者キム・ジョンウンの側に立って21世紀の金氏王朝の現代版奴隷に転落した被害者、北韓同胞の目と耳をふさごうとあがいている」と批判した。
また「自由を求めて命をかけて鴨緑江、豆満江を渡ってきた脱北者らが200万北韓の親兄弟たちに事実と真実、自由の希望を伝える手紙を送ることがそれほど恐ろしく不当な犯罪なのか」と問いただした。
パク代表は北韓に散布したビラは「核狂人キム・ジョンウンを倒そう」「飢えた人民の血と汗で核ロケット挑発に狂ったキム・ジョンウンを人類が糾弾する」という文句が書かれている。
この日、パク代表はビラの写真とともに異なる2つの場所で夜中にビラを積んだ大型風船を飛ばす映像を公開した。ただしビラを飛ばした具体的な日時と場所については言及しなかった。
韓国の統一部の関係者は「現在、警察と軍などの関係機関から事実関係を確認している」とし、「正確な事実関係が確認されたなら、南北関係発展法改正法の立法趣旨に合うように対処していく」と述べた。
先月30日に発効した対北伝単禁止法は、伝単（ビラ）の散布で国民の生命・身体に危害を及ぼしたり重大な危険を発生させる場合、3年以下の懲役または3000万ウォン以下の罰金に処するように規定している。
パク代表は「対北伝単禁止法を国連とアメリカ、ヨーロッパ、国際社会と人類が糾弾している」とし、「3年の懲役ではなく30年、いや絞首台に吊るされても、私たちは飢えた200万北韓同胞に事実と真実を伝えるだろう」とした。
パク代表は先だって、北韓自由週間中に対北ビラを散布することは予告している。今年で18回目を迎えた北韓自由週間は、北韓の人権状況の改善を促す毎年恒例のイベントで、米国の人権活動家であるスザンヌ・ショルテ北韓自由連合会長など、複数の国内外の対北人権団体が参加している。今回のビラ散布もソルティ会長が後援したことが分かった。
キム・ジョンウンを誹謗する対北ビラに極度に神経質な反応を見せてきた北韓は、まだ何も立場を出していない。北韓は昨年、パク代表などが北側に送った対北ビラを口実に対南攻勢を強化し、開城南北共同連絡事務所を爆破している。
脱北団体「核狂人金正恩」ビラ50万枚を北韓に飛ばす
パク・サンハク自由北韓運動連合代表が北韓の金正恩政権を非難する横断幕を挙げている。
パク・サンハク自由北韓運動連合代表は30日、「北韓自由週間」を迎えて対北ビラを散布したと自ら明らかにした。対北ビラの散布を禁止する「南北関係発展法改正案」が発効されて以来、初の散布事例だ。軍と警察は事実関係を確認中だ。
この日、パク代表は報道資料を通じて「北韓自由週間を記念して、予告したように25日から29日のあいだ非武装地帯（DMZ）と隣接する京畿道と江原道一帯で2回にわたってビラ50万枚、パンフレット500冊、1ドル紙幣5000枚を10個の大型アドバルーンを利用して北韓に飛ばした」と語った。
パク代表は「対北伝単（ビラ）禁止法」を制定した文在寅（ムン・ヂェイン）政権を激しく非難し、このように明らかにした。パク代表は「私たちの主敵キム・ジョンウンと金与正下命法に基づいて、ムン・ジェイン左派独裁政権は対北ビラ禁止法という最悪の法を操作して国民の口に枷をはめた」とし、「DMZ住民らの生命の安全を口実に、残忍な加害者キム・ジョンウンの側に立って21世紀の金氏王朝の現代版奴隷に転落した被害者、北韓同胞の目と耳をふさごうとあがいている」と批判した。
また「自由を求めて命をかけて鴨緑江、豆満江を渡ってきた脱北者らが200万北韓の親兄弟たちに事実と真実、自由の希望を伝える手紙を送ることがそれほど恐ろしく不当な犯罪なのか」と問いただした。
パク代表は北韓に散布したビラは「核狂人キム・ジョンウンを倒そう」「飢えた人民の血と汗で核ロケット挑発に狂ったキム・ジョンウンを人類が糾弾する」という文句が書かれている。
この日、パク代表はビラの写真とともに異なる2つの場所で夜中にビラを積んだ大型風船を飛ばす映像を公開した。ただしビラを飛ばした具体的な日時と場所については言及しなかった。
韓国の統一部の関係者は「現在、警察と軍などの関係機関から事実関係を確認している」とし、「正確な事実関係が確認されたなら、南北関係発展法改正法の立法趣旨に合うように対処していく」と述べた。
先月30日に発効した対北伝単禁止法は、伝単（ビラ）の散布で国民の生命・身体に危害を及ぼしたり重大な危険を発生させる場合、3年以下の懲役または3000万ウォン以下の罰金に処するように規定している。
パク代表は「対北伝単禁止法を国連とアメリカ、ヨーロッパ、国際社会と人類が糾弾している」とし、「3年の懲役ではなく30年、いや絞首台に吊るされても、私たちは飢えた200万北韓同胞に事実と真実を伝えるだろう」とした。
パク代表は先だって、北韓自由週間中に対北ビラを散布することは予告している。今年で18回目を迎えた北韓自由週間は、北韓の人権状況の改善を促す毎年恒例のイベントで、米国の人権活動家であるスザンヌ・ショルテ北韓自由連合会長など、複数の国内外の対北人権団体が参加している。今回のビラ散布もソルティ会長が後援したことが分かった。
キム・ジョンウンを誹謗する対北ビラに極度に神経質な反応を見せてきた北韓は、まだ何も立場を出していない。北韓は昨年、パク代表などが北側に送った対北ビラを口実に対南攻勢を強化し、開城南北共同連絡事務所を爆破している。
- 毎日経済 | ヨン・ギュウク記者 | (C) mk.co.kr
- 入力 2021-04-30 17:53:01
