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アジア各国の金メダリストが受け取る分厚い報奨金はいくら?

タイ「兵士9年分の給料」、台湾「10万ドル」 

血と汗を流し、努力して最高の位置に上がった選手たちに、メダルだけをあげるわけにはいかないもの。メダリストたちに待ち構えている各種特典に注目が集まっている。

2014年仁川アジア競技大会で韓国のメダリストたちが続々と登場し、彼らに与えられる「報奨金」への関心も高まっている。まず、男子選手たちには金メダル獲得時に与えられる「兵役特例」が最も魅力的である。

韓国文化体育観光部によると、仁川アジア競技大会のメダリストが受ける報奨金は、金メダル120万ウォン、銀メダル70万ウォン、銅メダル40万ウォンであり、年金スコアはそれぞれ10点、2点、1点を受ける。メダル数に応じて支給され、監督・コーチなどの指導者は選手が獲得した最上位のメダル2個までを計算して報奨金を受け取る。団体戦の場合には、個人選の75%レベルの報奨金を与える。

実は、オリンピックのメダルに比べるとだいぶ少ない方だ。オリンピックに比べて沢山のメダルがあふれるので賞の規模が小さい。オリンピックは金メダル6000万ウォン、銀メダル3000万ウォン、銅メダル1800万ウォンの褒賞金と毎月の年金100万ウォン、75万ウォン、52万5000ウォンをそれぞれ支給する。メダルだけ取れば軍免除が与えられ年金点数も90点、70点、40点ずつだ。

所属している連盟・協会が与える「報奨金風呂敷」も注目に値する。最もホットな報酬は、すでに数億ウォン台の年俸の選手が並ぶ「スーパースター」軍団、野球代表チームが受ける見込みだ。

韓国野球委員会(KBO)によると、今回の仁川アジア大会の野球の金メダル報奨金は2億ウォン前後だ。2010年の広州大会と同様のレベルであり、選手たちの勝利の貢献度に応じて支給される予定である。その他射撃、体操などの種目も広州大会と同様に金メダルひとつにつき報奨金1000万ウォンが与えられるものと予想される。

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他国の代表チームの破格ボーナスも目を引く。北朝鮮は世界選手権、オリンピック、アジア大会などの国際スポーツ大会で入賞した選手たちに努力英雄、人民体育人、功績体育人など、各種の称号を授与した。アパート、高級車などの物質補償も相当な規模であると見られる。

マレーシアとセパタクローをについて、宗主国論争を繰り広げているタイは、分厚いボーナスで選手たちの士気を引き上げた。セパタクローの金メダルに100万バーツ(約3200万ウォン)の報奨金を掲げたが、タイの兵士が9年間給料を一銭も使わずに集めてこそ可能な金額だ。

台湾はアジア大会金メダリストに10万ドル(約1億400万ウォン)の報奨金を与える。
  • 毎日経済_仁川=ペク・サンギョン記者/写真=MBN | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-09-26 15:49:50




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