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SKイノベーションからSKオンとSKアースオンが発足


  • SKイノベーションからSKオンとSKアースオンが発足

■ バッテリー事業の新規法人「SKオン」発足

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バッテリー事業の新規法人名「SKオン(SK on)」は「点灯」や「続く」という両義的な表現だ。 SKイノベーションはこの社名について、「バッテリー事業で清潔で便利な世界を作る電動化の中核(Electrification Linchpin)の役割を通じて、グローバルNo.1に跳躍するという会社の意志を盛り込んでいる」と説明した。

SKオンの代表取締役に選任された池東燮(チ・ドンソプ)社長は1990年に有功で入社して、SKテレコム未来経営室長や戦略企画部門長を務めた戦略通で、去る2016年12月にSKルブリカンツ社長に選任された後、世界の自動車会社との継続的な協力関係を構築してきた。続いて2019年12月にSKイノベーションバッテリー事業の代表として選任され、バッテリー事業のグローバルな成長を導いている。

チ・ドンソプ゚社長は「SKオンは最も安全で最も速く、最も長持ちする製品とサービスを作っていく」とし、「そのために市場に迅速に対応するための独自の経営システムを構築し、事業の専門性とグローバルな競争力を強化して、電気自動車用バッテリー産業のグローバルリーダーとして飛躍していくつもり」だと強調した。

SKオンは今回の分社をきっかけに、2030年までに世界的な大手企業に跳躍するという計画だ。現在は世界の生産拠点に年間で40GWh(ギガワット時)レベルのバッテリー生産能力を、来る2023年には85ギガワット時に、2025年には220ギガワット時に、そして2030年には500ギガワット時上に拡大させていく計画だ。また最近、米フォード社との合弁会社に対する投資規模をこれまでの60ギガワット時から129ギガワット時に2倍以上い拡大するなど、急速に成長している。

このようなすばやい成長にともなって、現在の累積受注量は1000ギガワット時をはるかに超えて業界最上位圏に浮上した。

またエネルギー貯蔵装置(ESS)とフライングカー(Flying car)やロボットなど、バッテリーが使用されるさまざまな市場を新たに拡大し、バッテリー製品だけでなく、サービスにまで領域を拡大する「バス(Battery as a Service/BaaS)」プラットフォーム事業などの新しい成長動力の実行も加速する計画だ。

■ 石油開発事業の新規法人「SKアースオン」発足

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石油開発(E&P)事業の新規法人名であるSKアースオン(SK earthon)は、地球と地面を意味するearthと継続を意味するonの合成語だ。 SKイノベーションは、「SKアースオン」は技術力と専門性を土台に資源の価値を実現し、持続可能な未来を約束するグリーンビジネスの希望を見出すという意味を込めている」と説明した。

SKアースオン代表取締役に選任されたミョン・ソン社長は、1995年有功に入社して石油開発(E&P)事業ボゴタ支社長、探査事業管理チーム長を務めた石油開発の専門家だ。去る2019年にSKイノベーションの幸福経営室長を経て、今年から石油開発(E&P)事業の代表に選任され、既存事業の競争力強化とグリーン事業の発掘を指揮している。

ミョン・ソン社長は「独立法人としての専門知識を土台に、迅速かつ効率的な意思決定と多様な成長オプションを実行できる構造を設けていく」とし、「あわせてSKアースオンの新たな成長軸であるグリーンビジネスのポートフォリオを発掘し、これを必ず成功させて持続可能な成長を作っていく」と語った。

SKアースオンは今後、長い期間に蓄積した石油開発事業の経験と能力を活用し、炭素排出の最小化と削減を目標に親環境グリーンポートフォリオを構築していく方針だ。

このために石油生産油田での二酸化炭素排出量を最小限にする親環境設備の構築や運営と、CCS(Carbon Capture&Storage/炭素回収・貯蔵技術)事業を通じて炭素を永久処理できるグリーンビジネス分野で本格的に拡大していくにした。
  • 毎日経済 | イ・サンギュ記者
  • 入力 2021-10-01 14:15:18




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