Netflixのネットワーク「無賃乗車」…韓政府、法で対処



  • イム・ヘスク科学技術情報通信部長官(右)は去る20日、科学技術情報通信放送委員会の国政監査でネットフリックスの網使用料納付義務化法案に積極的に協力すると発表した。 [MBNニュース映像]


『イカゲーム』のおかげでオンラインビデオサービス(OTT)のネットフリックスは、新規加入者数が急増したことが分かった。購読者数が停滞状態に入ったという業界の見通しを、『イカゲーム』が完全にくつがえした。

とは言え、ネットフリックスは韓国で年間1000億ウォン(業界推定値)に達する「国内ネットワーク使用料」をいっさい支払わずにいる。 一審での敗訴にもかかわらず控訴して「無賃乗車」を一貫するやいなや、文在寅(ムン・ヂェイン)大統領と政府および国会までが連日で強硬方針を明らかにしている。

19日(現地時間)、ネットフリックスは第3四半期の業績発表カンファレンスコールを通じて、第3四半期の加入者数が前四半期との比較で440万人増加したと発表した。ネットフリックスの予想(350万人)と、株式市場の予想(384万人)を大きく上回った。この日の業績発表でネットフリックスのリード・ヘイスティングス創業者兼最高経営責任者(CEO)は『イカゲーム』のトレーニング服を着て出演し、「第4四半期は以前に経験したことのないコンテンツが多い」と強調した。

米ブルームバーグによると、ネットフリックスが製作費約250億ウォンをかけて作った『イカゲーム』の経済的価値は1兆ウォンに達すると推定される。『イカゲーム』の知的財産権(IP)はネットフリックスがすべてを持っているので、約40倍のジャックポットの爆発だ。

しかしネットフリックスは、ネットワークユーザーを差別しないというネット中立性の原則を掲げ、韓国での網使用料を納付する必要はないという立場を維持している。通信事業者であるSKブロードバンドとの1審の訴訟で去る6月に敗訴したが、控訴をして反発している。

キム・ヨンシク国民の力議員は去る7月、ネットフリックスのような大型コンテンツ供給業者に対し、網使用料の支払い義務を明示した電気通信事業法の改正案を発議した。 20日、国会科学技術情報通信放送委員会の国政監査でイム・ヘスク科学技術情報通信部長官は、「(キム・ヨンシク議員の法案通過について)積極的に協力する」と答えた。

去る19日にはムン大統領も金富謙(キム・ブギョム)国務総理との周例会同で「グローバルプラットフォームは責任を果たす必要がある」とし、「適正な網使用料の賦課問題とともに、プラットフォームと制作会社の間の公平な契約について総理が扱って欲しい」と注文した。
  • 毎日経済 | シリコンバレー=イ・サンドク特派員/ソウル=ナ・ヒョンジュン記者
  • 入力 2021-10-20 19:13:54