マイカーを毎月乗り換える…自動車「購読」経済が注目


新車をいつでも乗り換えることができる現代自動車グループの車両「サブスクリプションサービス」が、3040世代を中心に人気を集めている。 「所有」よりも「利用」に重心を置いた若い世代が、1カ月分の「購読料」だけを支払って車を自由に乗り換える。現代自動車グループとしても、サブスクリプションサービスで顧客に新車を広報し、若い顧客を「先取り」する効果を狙うことができる。

20日の現代自動車グループによると、3種のサブスクリプションサービス「現代セレクション(Hyundai Selection)」「キア・フレックス(KIA FLEX)」「ジェネシス・スペクトラム(GENESIS SPECTRUM)」に対する18日時点の累積加入者数は3万1560人と集計された。去る2月中旬の加入者数(1万8958人)と比較すると、わずか8ヶ月ぶりに約66.5%増加したことになる。

2019年に初めて登場した現代自動車グループのサブスクリプションのサービスは、△「現代セレクション」、△「キア フレックス」、△「ジェネシス スペクトラム」など3種類に分けられる。それぞれ現代・キア・ジェネシスの各ブランドの車両を購読するサービスだ。

たとえばネットフリックスを利用するように、現代セレクション1カ月分首都圏サービスに登録すると、一ヶ月のあいだ首都圏で「グレンジャー」「サンタフェ」「パリセード」など9モデルを自由に選択して乗ることができる。 1ヶ月の購読料は59万ウォンから99万ウォンまでさまざまだ。

現代自動車グループのサブスクリプションサービスの主な顧客層は3040世代だ。アプリで手軽に予約して、いつでも新車に乗ってみることができるのが長所としてあげられる。保険や整備や自動車税なども購読料に含まれており、顧客が別途に車両を管理する必要がない。リースやレンタルとは異なり、保証金や利息がないことも利点だ。

現代自動車グループによると、3040世代の利用者数はキア・フレックスで66%、現代セレクションは73%、ジェネシススペクトラムでは77%に達している。特にいままさに職場生活を始めたばかりで、高価な車を購入することは難しいためにサブスクリプションサービスを利用する20代も、加入者全体の10~20%を占めるほどかなり高い。現代自動車の関係者は「メーカーの立場からサブスクリプションサービスは、新たに商品を広報する通路」だとし、「自動車のサブスクリプションサービスに満足した顧客が、実際に車を購入することもありうる」と語った。

各スタートアップも車両のサブスクリプションサービスに積極的だ。スタートアップの「ザトライブ(THE TRIVE)」は最近、中古車購読サービス「トライブ」をオープンした。国産車はもちろんベンツやアウディなどの外車を選び、6ヶ月単位で乗ることができる。数億ウォンもするフェラーリやロールスロイス、マセラティなどのスーパーカーも経験してみることができる。毎月の利用料は車種ごとに異なっている。少ない場合は65万ウォンから、高い場合は935万ウォン(ベントレー「フライングスパー」)に達している。現代キャピタルも中古車のサブスクリプションサービスである「ディルカークラブ」を運営している。現代自動車やキア自動車の年式5年以内の車種であれば、すべてを選んで乗ることができる。

現代自動車は車両サブスクリプションサービスを、すべての移動手段に拡大している。例えば「現代セレクション」を定期購読すると、△タクシー5万ウォン割引、△電動キックボード基本料金(1000ウォン)で無料20回などのサービスを追加することができる。車両のサブスクリプションにさまざまな利用者経験も加えた。音楽無制限リスニングサービスがその代表だ。電気自動車用バッテリーのサブスクリプションサービスも、まもなく出荷される。現代自動車は早ければ年末に電気タクシーと電気トラックを対象に、バッテリーを貸すサービスをオープンする。
  • 毎日経済 | イ・セハ記者
  • 入力 2021-10-21 10:05:26