[単独] 「康京和氏をILO総長に」…韓政府、大規模支援チームを構成



康京和(カン・ギョンファ)前外交部長官(写真)の国際労働機構(ILO)事務総長選挙を支援するための雇用労働部傘下の「選挙支援タスクフォース(TF)」が今月中旬に発足する予定だ。韓国政府は先月、カン前長官を次期ILO事務総長候補に指名したことにともなう措置で、雇用部は国際協力局の人員を全員投入するなど、カン前長官当選のために総力を傾ける雰囲気だ。

8日、複数の部処(省庁)の関係者によると、雇用部は今月中旬の発足を目標にTFの分科と構成などの事前作業を進めている。当初は、△選挙企画、△戦略会議、△広報など3つの分科で構成される予定だったが、最近になってこれを△政策開発、△対外支援など2つの分科に簡素化したと伝えられた。総括TF長はパク・ソンヒ企画調整室長が務める。 TFは既存の国際協力局の人員を含め、他国でも事務官級の人員の一部を借りて30人前後の規模で構成される見通しだ。今月中旬にTFが発足すれば、来年3月のILO事務総長選挙が終わるまで、カン前長官の公約樹立などの政策開発を支援し、国際労働者団体と国際使用者団体などとコミュニケーションをとり、選挙支援に乗り出すものと見られる。

カン前長官と競争する他の候補は、グレッグ・バインズ現ILO事務次長(オーストラリア)、ジルベル・ウンボ現世界農業機構事務総長(トーゴ)、ミュリエル・ペニコ元フランス労働部長官、ムトゥンジ・ムアバ国際使用者機構理事(南アフリカ共和国)などだ。

政府は別途にTFまでを構成してカン前長官の当選に総力を傾けているが、専門性に対する論議は相変わらずの雰囲気だ。アジア地域からの女性長官出身候補者という「スペック」のほかには、国際労働問題と関連して掲げるほどの履歴がないという批判が多い。政府関係者は「歴代ILO事務総長の中でも労働関連の履歴がない人がいた」とし、「むしろカン前長官の幅広い国際ネットワークと優れた外国語能力が強みになると思う」と語った。現在、カン前長官はソウル市内の某所に事務所を構え、国際労働問題の学習に熱をあげているという。

ILOは労働者の労働条件改善と地位向上のために1919年に設立された国連傘下の国際機関で、187の加盟国が加入している。次期事務総長は候補登録と選挙運動、非公開聴聞会などを経て、来年の3月25日に理事会の過半数投票で選出される。
  • 毎日経済 | キム・ヒレ記者
  • 入力 2021-11-08 17:40:31