李サムスン電子副会長、米国でモデルナやベライゾンなどと接触



  • 去る16日(現地時間)、米国マサチューセッツ州ケンブリッジで面談した、李在鎔(イ・ヂェヨン)サムスン電子副会長(左)と米モデルナ社のヌーバー・アフェヤン共同設立者兼理事会議長。 [写真提供=サムスン電子]


去る14日、米国出張の途に就いた李在鎔(イ・ヂェヨン)サムスン電子副会長は、広範な動きを見せている。コロナワクチン企業である米モデルナ社の共同設立者に会ったことに続き、世界最大の移動通信事業者である米ベライゾン社を訪問し、次世代移動通信分野での協力案を議論した。さらにはワシントンで近いうちにバイデン行政部の高位人士とも面談することが伝えられた。

18日のサムスン電子によると李副会長は去る16日(現地時間)、米国マサチューセッツ州ケンブリッジでモデルナのヌーバー・アフェヤン共同設立者兼理事会議長に会った。会談はアフェヤン議長が設立したバイオ投資会社であるFlagship Pioneering(フラッグシップ・パイオニアリング)本社で行われた。

ヌーバー・アフェヤン議長は1999年にフラッグシップ・パイオニアリングを設立し、モデルナを含む100社以上のバイオ会社を発掘して投資した業界のリーダーだ。

李副会長はアフェヤン議長との面談で、サムスンバイオロジクスとモデルナの追加協力案について意見を交わしたことが分かった。サムスンバイオロジクスは去る5月、モデルナとmRNA(メッセンジャーリボ核酸)ワクチンの生産契約を締結した後、この8月から生産中だ。先月はサムスンが生産したワクチンが国内に出荷され、全国の防疫現場で活用されている。

業界では今回の面談の際、サムスンで準備中のmRNAワクチン原料医薬品の生産関連内容が議論されたと見ている。現在、サムスンバイオロジクスとモデルナが結んだ契約は、コロナ19ワクチンの完済生産(DP)だ。これはモデルナワクチンの原液を持ち込んで、充填・包装する役割をいう。これよりも重要なのは、原料医薬品生産(DS)過程だ。現在、モデルナのワクチン原料の生産を担当しているのはスイスのLonza(ロンザ)社だ。サムスンバイオロジクスは来年上半期までに仁川の松島工場にmRNAワクチンの原料生産設備を増設するなど、DS部門への進出を計画している。

モデルナ訪問に続いて去る17日(現地時間)、李副会長はベライゾンの米ニュージャージー州の本社を訪れた。この場所で同氏は「10年知己」であるハンス・ベストベリ最高経営者(CEO)をはじめとする主要な経営陣に会った。サムスン電子とベライゾンは「5G同志」で通じるほど、次世代の通信事業と密接な関係だ。昨年、サムスン電子はベライゾンに約7兆9000億ウォン規模の5G移動通信機器を含むネットワークソリューションを供給する契約を結んだ。

両社は2018年に世界で初めて5Gホーム(5G FWA)サービスを商用化したことに続き、2019年には5G移動通信サービスを成功裏に商用化するなど、継続して協力している。業界では両社が5Gを超えて6Gなど、次世代通信分野でも協力を拡大していくと見ている。

モデルナとベライゾンとの面談の後、李副会長は現在ワシントンに滞在していることが伝えられた。 170億ドル(約20兆ウォン)規模の半導体ファウンドリ事業への投資を控え、近いうちにバイデン政権の高位人士らに会うだろうと業界はにらんでいる。
  • 毎日経済 | イ・スンフン記者
  • 入力 2021-11-18 23:54:49