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2022韓国のヘルス&ビューティトレンド…「R.E.V.I.V.E」


「高機能性商品群、健康食品によるインナービューティー、そして香り」。

2021年はコロナ19とともに過ごした一年だった。一年を終えて再び出発点に立ったヘルスアンドビューティー業界の2022年キーワードは「リバイブ(R.E.V.I.V.E)」だという分析が提示された。コロナを踏みつけて市場は少しずつ活気を取り戻しているという意味を込めたものだ。

CJオリーブヤングは約1億件の2021年の顧客購買データを土台に、2021ヘルス&ビューティートレンドとして「リバイブ」というキーワードを発表し、このようなトレンドは2022年にも続くだろうと展望した。リバイブは、△ルーチン(Routine/新しく浮上したヘルス&ビューティールーチンを攻略する新市場に注目)、△機能(Effect/プロフェッショナルなソリューションを提案する高機能性商品群が人気を得る)、△必須(Vital/日常の必須要素として浮上した健康食品とインナービューティーの高成長)、△香(Incense/気分転換と個性表現の手段として香が浮上)、△ビーガン(Vegan/価値消費トレンドが広がってクリーンビューティーとビーガン市場が拡大)、△羨望(Envy/羨望性ある高級化粧品と限定版コラボ商品が脚光を浴びる)などだ。

オリーブヤングは「核心顧客層である2030世代は、自分だけの美しく健康なライフスタイルを作り上げることに多くの時間と努力を惜しまない」とし、「新しい自己管理方式を形成・維持することに役立つ商品群が脚光を浴びるだろう」と説明した。代表的な製品としては一枚ずつ取り出して使用する「パッド」がある。オリーブヤングのパッドカテゴリーの売上げは昨年比で94%も増えた。高機能性商品群も強気を見せる見通しだ。ホームケアとセルフケア製品が一般化し、商品の機能・効果性を考慮して購入する消費者が増えるためだ。

3番目のキーワードは「必須」だ。自ら健康を管理することの重要性が定着し、2030世代が健康食品市場の中心的消費者層として浮上した。食べることで肌などを管理する「インナービューティー」商品群も人気を得ている。また、「香」に対する需要も際立っている。自分の個性を表現する手段として香を選ぶわけだ。ディフューザー、キャンドル、インセンススティックなどが代表的で、ヘクスリーやオンホフなどの2030世代をターゲットにしたブランド商品が人気を集めた。

親環境と倫理的消費が続き、ビーガンとクリーンビューティーも持続して強みを見せるものと見られる。最後にオリーブヤングは消費者の自己満足と誇示欲を刺激する「羨望」を攻略した商品も着実な愛顧を受けるだろうと展望した。
  • 毎日経済 | イ・ヨンウク記者
  • 入力 2021-12-31 15:40:59




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