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韓、バイオと伝統製薬企業…「売上げ2兆クラブ」にらむ


  • 韓、バイオと伝統製薬企業…「売上げ2兆クラブ」にらむ

国内製薬・バイオ企業12社は昨年、売上高1兆ウォンを突破したことが分かった。これによってバイオ医薬品・合成医薬品などを販売するKバイオ企業と伝統製薬会社のうち、今年は史上初めて売上「2兆クラブ」企業が誕生するかが注目される。診断キットメーカーの中ではSDバイオセンサー(SD BIOSENSOR)が昨年はコロナ19特需に支えられて2兆9207億ウォンの売上げを収め、すでに2兆クラブに進入した。

8日の金融監督院と製薬・バイオ業界によると、実績を発表した企業のうちで売上1兆ウォンを超える企業はセルトリオン、セルトリオンヘルスケア、ユハン洋行、韓国コルマ、サムスンバイオロジクス、GC緑十字、ハンミ薬品、テウン医薬品の10社に達する。診断機器メーカーのSDバイオセンサーとシージェン(Seegene)などを含めると総12社だ。

業界の関係者は「昨年はサムスンバイオロジクスなどが1兆クラブに新たに加入したが、今年はKバイオの先頭ランナーだけでなく、伝統製薬会社からも2兆ウォン前後の売上げを収める企業が登場するだろう」と展望した。

バイオシミラー(バイオ医薬品複製薬)を主力に掲げるセルトリオンは昨年、連結で1兆8908億ウォンと営業利益7539億ウォンを収め、2020年より小幅で上昇した成績を収めた。 2020年に初めて年売上げ1兆ウォンを超えたサムスンバイオロジクスも昨年は大きな成長傾向を享受し、1兆5680億ウォンで年売り上げ34.6%成長を成し遂げた。営業利益は5373億ウォンで83.5%と大きく増えた。

伝統製薬会社で1位のユハン洋行(柳韓洋行)も、前年比4.2%増の1兆6878億ウォンの売上高を記録した。ただし営業利益は486億ウォンでで42.3%減った。 GC緑十字は売上高が1兆5378億ウォンで前年より2%増え、営業利益は737億ウォンで47%と大きく上昇した。

ハンミ薬品(韓美薬品)も2020年にようやく売上げ1兆ウォンを超えたが、昨年は直前に比べ12.1%増えた1兆2061億ウォンの売上げを収めた。テウン製薬(大熊製薬)も2020年に1兆554兆ウォンの売上げを収めたが、昨年は9.2%上昇した1兆1520億ウォンの売上げを収めた。テウン製薬の営業利益は423.6%増えた889億ウォンで、売上げと営業利益ともに歴代最大記録を更新した。チョングンダン(鍾根堂)も売上げは前年より3.1%増えて1兆3456億ウォンを記録したが、営業利益は967億ウォンで22%減少した。

コロナ19特需に支えられて、診断業界の活躍も目立った。SDバイオセンサーは3兆ウォンに近い2兆9707億ウォンの年売上げを記録し、唯一2兆ウォンを突破した製薬・バイオ企業として記録された。ただし診断キットメーカーは今年は例年のような売上げの伸びを収めるのは難しいだろうという展望が出ている。診断企業の関係者は「オミクロン変異を起点に、コロナの風邪・インフルエンザ化が起きている」とし、「しぜんと診断製品に対する需要が減って、例年なみの成長を今年は収めることは難しいだろう」と見通した。

業界で1兆クラブ加入が有力に見えたワクチン開発業者のSKバイオサイエンスは、期待に小幅でおよばない実績を見せた。昨年のSKバイオサイエンスの売上高は9290億ウォンで、2020年の売上高(2256億ウォン)の4倍に達する。

一部では同社が国産1号コロナ19ワクチンの臨床第3相に成功し、市販に入っても売上げには影響は少ないだろうという展望も出ている。ワクチン企業のある関係者は「ワクチンと治療剤の無用論が澎湃とする時点」だとし、「国産ワクチンが出ても、(売上に)大きな貢献はしにくいだろう」と語った。
  • 毎日経済 | キム・シギュン記者
  • 入力 2022-03-08 18:46:52