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[FOCUS] ソウルを走る車のうち、10%が輸入車…釜山の4区は14%超え

1987年の開放後初、輸入車100万台時代到来 

  • [FOCUS] ソウルを走る車のうち、10%が輸入車…釜山の4区は14%超え
  • < 輸入車の登録比率 *単位=全体自動車対比% >

1987年に輸入車市場が開放されて後、ソウル市に登録された輸入車の割合が、初めて全体自動車との対比で10%の壁を突破した。現在、ソウル市で運行されている車の10台に1台は輸入車ということだ。

輸入車100万台登録時代を迎え、毎日経済が10日、韓国輸入自動車協会・交通安全公団の資料をもとに「輸入車地図」を分析した結果、今年6月末現在、ソウル特別市には輸入車25万6527台登録され、全体自動車(248万5786台)との対比で10.32%のシェアを占めたことが分かった。

ソウル市の輸入車の割合は、3年前の2011年末は7.18%に過ぎなかったが、2012年末に8.32%、昨年末には9.61%と速い速度で増加し、今年初めて10%台に上昇した。

ソウル市に続いて輸入車のシェアが高い広域自治体は大邱広域市(8.55%)・釜山広域市(8.42%)・仁川広域市(7.01%)・慶尚南道(6.37%)・京畿道(5.63%)の順だった。大邱市は人口1人当たりの輸入車保有率(0.03台)ではソウル市(0.026台)と仁川市(0.028台)を抜いて全国1位を記録した。

ソウル市の25区を除いて輸入車の比率が10%を超えた自治体は、釜山市の中区(15.79%)・釜山鎮区(16.99%)・海雲台区(14.92%)・蓮堤区(16.65%)、大邱市の寿城区(17.61%)、仁川市の延寿区( 19.13%)と南洞区(12.23%)、城南市の盆唐区(16.49%)、高陽市一山東区(11.35%)、龍仁市の水枝区(12.30%)などだった。

最近の輸入車ブームは、消費者の選択の幅が広くなって輸入車の大衆化に寄与したという肯定論と、国産車メーカーの生産基盤の萎縮と過消費の風潮を助長するなどの経済的・社会的な副作用を生むという否定的な見方が互角に対抗している。
  • 毎日経済_チェ・スファン記者/キム・ドンウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-10-10 15:35:38




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