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日本オンラインゲームの墓、韓国 ファイナルファンタジーXIV兆戦のポイントは?


  • 日本オンラインゲームの墓、韓国 ファイナルファンタジーXIV兆戦のポイントは?
日本オンラインゲームの墓とされる韓国で、ファイナルファンタジーXIVの挑戦が始まる。

アクトズソフト(Actoz Soft)は14日、ソウルリッツカールトンホテルで『ファイナルファンタジーXIV』の記者懇談会を開き、国内のサービススケジュールなどを公開した。公開されたファイナルファンタジーXIVはファイナルファンタジーシリーズの最新作で、昨年グローバル正式サービスを始め、日本や北米、欧州で約250万人のユーザーを確保している。アクトズソフトのペ・ソンゴン副社長は、「ファイナルファンタジーXIVが低迷している韓国オンラインゲーム市場に新しい活力を吹き込むこと」としながら「完璧なローカライズを完了した後、来年第2四半期にCBTを経て、正式サービスを行う予定」と話した。

しかし、ファイナルファンタジーXIVが大作ではあるが、韓国市場で生き残ることができるかどうかについては未知数だという意見が多い。それだけ韓国市場での日本オンラインゲーム興行が難しいからだ。これまで韓国市場に進出した日本オンラインゲームは多くある。韓国進出を試みていた日本オンラインゲームでは、ドラゴンボールオンラインをはじめ、真・三國無双オンライン、モンスターハンターオンラインなどと、有名IPを活用したSDガンダムカプセルファイターもある。ここに2000年前半に韓国進出を試みていたオンラインゲームまで合わせれば5~6種にのぼる。

これらのゲームは、ゲームのクオリティの面で優れているが、実際に韓国のユーザーをゲームの中へ引き寄せるには限界があったという指摘だ。さらに有名IPを活用し、認知度があったにもかかわらず、オンラインゲームでは、市場参入に苦戦をしたという点で、日本オンラインゲームが韓国ユーザーの属性と一致していないという推測まで出回った。

日本オンラインゲームの韓国市場での興行が難しいという点以外にも、韓国オンラインゲーム市場が以前と異なっている点もファイナルファンタジーXIV興行を妨げる要因となる見込みだ。業界では韓国ゲーム市場がモバイル分野が大きくクローズアップされ、自然にオンラインゲーム市場が縮小している印象を与えてはいるものの、実際のオンラインゲーム市場のパイは以前と変わらないと見られている。

これに関連し、オンラインゲーム市場の支配力が確固となっている雰囲気であるため、市場への進出が以前より難しくなっているという分析だ。市場の主導権争いというよりはニッチ市場での競争が激しくなっているのだ。このような市場の構造を見たときにファイナルファンタジーXIVの韓国市場攻略は予想よりも容易ではないという意見だ。

しかし、産業界は、ファイナルファンタジーXIVが持っている強力なコンテンツと認知度、ここに世界中の250万人のユーザーが楽しむほど優れたクオリティなどがあるだけに、韓国でも十分な勝算があると見込んでいる。中国サービスを準備しながら、シャンダ側とスクウェア・エニックスがコンテンツの改善に心血を注いだ点も期待されている部分だ。ペ副社長も「韓国と最も傾斜が似いる中国で人気を集めている」と期待感を表わした。

これまで日本のモバイルゲームサービスを介して韓国のユーザーの攻略法を見つけたアクトズソフトがファイナルファンタジーXIVの韓国サービスを担当しているという点も、ゲームの興行の可能性を高める要素として見られる。

業界のある関係者は、「ファイナルファンタジーシリーズのノウハウが集約されたファイナルファンタジーXIVだけに、国内市場でも十分な勝算があると期待する」とし「ただし、固まっている市場の支配構造に変化を与えるためには、アクトズソフトの優れたマーケティング戦略による市場攻略が切実だ」と話した。
  • 毎経ゲームジン_アン・ヒチャン記者
  • 入力 2014-10-14 15:10:10




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