トップ > コラム > FOCUS > ロッテワールドモール、420個のブランドの免税店、世界第3位の規模
国内最大規模の複合ショッピングモールであるソウル蚕室ロッテワールドモールが、去る14~16日順次オープンした。ロッテグループが蚕室に超高層タワーを建てるという計画を打ち出してから26年目のことだ。「最大」や「最初」という修飾語を多様に掲げて市民の前に披露されたロッテワールドモールはソウル市内に久しぶりに建てられたショッピングモールとして関心を集めている。
◆ アヴェニュエル…エルメス、シャネル、ルイヴィトンの3店舗が入店
ロッテワールドモールはロッテ百貨店の名品館アヴェニュエルと免税店、ショッピングモール、映画館と水族館などで構成されている。ショッピングと外食、観光、エンターテイメントを一箇所で楽しむことができる超大型ショッピングコンプレックスだ。ロッテワールドモールは規模で圧倒している。超高層を除外した建物の大きさだけでも延面積42万8934平方メートルに及ぶ。階高を4以上に高め、モールの上部に自然採光が可能なガラスの天井を設置して、既存のショッピングモールや百貨店よりも圧迫感が少ない。
ロッテワールドモールの看板格であるアヴェニュエル・ワールドタワー店は、ロッテ百貨店小公洞（ソゴンドン）本店に続いて二番目に作られるラグジュアリーなファッション専門館だ。地下1階~地上6階規模で、本店アヴェニュエルの3.1倍の面積に225店舗が入った。このうち、海外からの輸入ブランドは90個。1階には、エルメスとシャネル、ルイ・ヴィトンなどの高級ブランドが並んで入店した。2階には、高級時計とジュエリー、海外の有名ファッションブランドを誘致し、3~5階は、コンテンポラリーブランド階として構成した。
アヴェニュエル・ワールドタワー店のエルメスとシャネル、ルイ・ヴィトン店舗は国内最大級の旗艦店だ。平均495㎡（150坪）以上のスペースを使って、既存の百貨店の店舗よりも50％以上広い。エルメスは、国内で初めてインテリアと生活用品を含むメゾンラインを取り寄せて、ルイ・ヴィトンは、男女衣類とアクセサリーライン、シャネルは時計とジュエリーに特化した店舗を一緒に構成する。
◆ 世界で3番目の規模の免税店…輸入時計、国内化粧品ゾーン注目
規模で見ると、最も注目される領域は免税店だ。アヴェニュエルの建物の地上6~8階に位置し、専用エレベーターに乗っていっきに上がることができる。ロッテ免税店ワールドタワー店（1万990㎡）は、韓国市内の免税店の中で最も広い店舗を確保したことはもちろん、アジアで中国の海南（ハイナン）に続いて二番目、世界では、海南とハワイ市内免税店に続いて三番目の規模を誇る。ロッテ免税店は国内最大規模の化粧品特化ゾーンを運営する一方、海外の有名ブランドのラインアップも強化した。
免税店では、国内免税市場の主要客となった中国人観光客を狙ったカスタム店舗が目立つ。ワールドタワー店には、中国人観光客が韓国で最も多く買い物をする項目が国産化粧品とファッションブランドである点を勘案し、国内最大規模の国産化粧品専門ゾーンが入った。 140以上の化粧品ブランドと国内ファッションを入れ、キムチと紅参など韓国を代表する食品コーナーも広げた。
中国の結婚準備中のカップルが韓国内でのショッピングを好むという点に着目してジュエリーブランドカルティエ店舗も国内免税店の中で最大規模でオープンした。特化店舗も多い。 20・30代の若い男性のための男性ゾーンには、国内免税店で初めてディオールオムが入店する。子供用商品を集めたベビーゾーンとオーガニック製品ゾーンなど、個人の好みを考慮したコーナーも増やした。
◆ SPAブランド、家族みんなの楽しみが終結したショッピングモール
ロッテワールドモールのショッピングモールでは、百貨店、免税店と差別化される身近なブランドを見つけることができる。10~30代がよく訪れるSPAブランドの店舗と生活用品、外食、ファッション雑貨ブランドの旗艦店がショッピングモールに集結した。ファッションブランドの中で最も大きな関心を引くのは、グローバルSPAブランドH＆Mのプレミアムラインのコス（COS）の店舗だ。コスはロッテワールドモールで国内で初めて披露されるブランドだ。生活用品やインテリア用品の需要が増え、インテリアブランドも多く入店した。 H＆Mの生活用品ブランドであるH＆Mホームが代表的だ。
この他にも、単独で入店するブランドを注視してみよう。スウォッチグループの時計編集ショップのアワーパッション（Hour Passion）、フォッシルグループのWSIが店を出し、スペインシューズブランドのスローウォークも国内で初めて進出する。
ショッピングモールでは、家族単位の顧客ための異色体験店舗も発見することができる。トヨタコリアの複合展示スペース、コネクトトゥー（Connect to）は、自動車専門の複合文化空間だ。日本最大のクッキングスタジオであるABCクッキングスタジオと地下1階に入る日本アニメの巨匠宮崎駿のスタジオジブリの公式キャラクターショップどんぐりの森は、単なるショッピング以上の体験をすることができるところだ。
大型店舗を活用した休憩スペースもある。6階に位置した、ユーストスパとジュリークスパでは、スパサービスを提供しており、ネイルアートショップや美容室も入店した。子供連れの買い物客は、キッズゾーンに立ち寄っても良いだろう。テディベア動物園は子供たちが屋内でクマのぬいぐるみを介して動物園を体験してみる空間であり、レゴショップ、ハンサトイなどのおもちゃブランドもショッピングモールに入店する。
◆ ギネスブックにも載った4D映画館…観覧動線840ｍ水中テーマパーク
ロッテワールドモールでエンターテイメントを担当する映画館や水族館は、それぞれ最大規模のスクリーンとアジア最多の座席数などのタイトルで、最初にクチコミが広がった。去る15日に開館したロッテシネマワールドタワーは、ロッテワールドモールエンターテイメント棟に位置する。アジア最大規模の全21のスクリーン数・4600席を確保したのが最大の特徴だ。ギネスブックにのった世界最大のスクリーン（横34、縦13.8）は、超大型館スーパーフレックスGに設置された。単純に画面だけ大きいものではない。アジア初の4Kクワッド映写システム、ドルビーアトモスシステムなどが適用され、映像と音響のすべての面で新しい映画体験を提供できるように考案された。
上映館は地上5階から11階までテーマ別に構成された。10~11階には想像の未来都市というコンセプトで、超大型館スーパーフレックスGとスーパー4Dと呼ばれる国内最大の4D上映館が入った。総計622人を収容することができるスーパーフレックスGは2階に分かれており、オペラホールで映画を見るような感じを与える点がユニークだ。2階にはロッテシネマのシネカップル席を広い間隔を置いて配置し、余裕がある。
7~9階は公演が可能なステージが設置された広場になっている。小規模の団体客たちも妨害を受けずに映画を見ることができるように最適化された映画館があり、幼児連れの家族のための特化映画館であるシネファミリーも設置される。アルテアニは、アニメーション特化専用館として運営される。
63ビルとCOEXアクアリウム以来、初めてソウルに作られる都心型水中テーマパーク、ロッテワールドアクアリウムも見どころだ。エンターテイメント棟の地下1階と地下2階にある水族館は、延べ面積1万1240㎡（約3400坪）に5200規模の水を入れることができる水槽、650種5万5000匹の海洋生物で構成された。韓国の川、熱帯の川、アマゾン川、アシカ、ベルーガゾーンなど総計13個のセクションに分かれており、観覧動線だけで840に達する。
水族館の人気スターはやはり白イルカ、ベルーガだ。韓国内では初めてベルーガを常時観覧できるベルーガゾーンでは、最大体長4.5、体重だけで1.5の大規模な白いイルカの遊泳を見ることができる。水族館に設置された横25の国内最大のメイン水槽ウィンドウと85の長さの国内最長の水中トンネルは、海の中を歩くような、さまざまな経験を提供する。ロッテワールドモール側の水族館は、14種類の体験教育プログラムを運営しており、他の水族館との差別化を試みたと述べた。
ロッテワールドモール、420個のブランドの免税店、世界第3位の規模
エルメス、シャネルなど、国内最大の売場…ここは「ショッピング都市」
◆ アヴェニュエル…エルメス、シャネル、ルイヴィトンの3店舗が入店
ロッテワールドモールはロッテ百貨店の名品館アヴェニュエルと免税店、ショッピングモール、映画館と水族館などで構成されている。ショッピングと外食、観光、エンターテイメントを一箇所で楽しむことができる超大型ショッピングコンプレックスだ。ロッテワールドモールは規模で圧倒している。超高層を除外した建物の大きさだけでも延面積42万8934平方メートルに及ぶ。階高を4以上に高め、モールの上部に自然採光が可能なガラスの天井を設置して、既存のショッピングモールや百貨店よりも圧迫感が少ない。
ロッテワールドモールの看板格であるアヴェニュエル・ワールドタワー店は、ロッテ百貨店小公洞（ソゴンドン）本店に続いて二番目に作られるラグジュアリーなファッション専門館だ。地下1階~地上6階規模で、本店アヴェニュエルの3.1倍の面積に225店舗が入った。このうち、海外からの輸入ブランドは90個。1階には、エルメスとシャネル、ルイ・ヴィトンなどの高級ブランドが並んで入店した。2階には、高級時計とジュエリー、海外の有名ファッションブランドを誘致し、3~5階は、コンテンポラリーブランド階として構成した。
アヴェニュエル・ワールドタワー店のエルメスとシャネル、ルイ・ヴィトン店舗は国内最大級の旗艦店だ。平均495㎡（150坪）以上のスペースを使って、既存の百貨店の店舗よりも50％以上広い。エルメスは、国内で初めてインテリアと生活用品を含むメゾンラインを取り寄せて、ルイ・ヴィトンは、男女衣類とアクセサリーライン、シャネルは時計とジュエリーに特化した店舗を一緒に構成する。
◆ 世界で3番目の規模の免税店…輸入時計、国内化粧品ゾーン注目
規模で見ると、最も注目される領域は免税店だ。アヴェニュエルの建物の地上6~8階に位置し、専用エレベーターに乗っていっきに上がることができる。ロッテ免税店ワールドタワー店（1万990㎡）は、韓国市内の免税店の中で最も広い店舗を確保したことはもちろん、アジアで中国の海南（ハイナン）に続いて二番目、世界では、海南とハワイ市内免税店に続いて三番目の規模を誇る。ロッテ免税店は国内最大規模の化粧品特化ゾーンを運営する一方、海外の有名ブランドのラインアップも強化した。
免税店では、国内免税市場の主要客となった中国人観光客を狙ったカスタム店舗が目立つ。ワールドタワー店には、中国人観光客が韓国で最も多く買い物をする項目が国産化粧品とファッションブランドである点を勘案し、国内最大規模の国産化粧品専門ゾーンが入った。 140以上の化粧品ブランドと国内ファッションを入れ、キムチと紅参など韓国を代表する食品コーナーも広げた。
中国の結婚準備中のカップルが韓国内でのショッピングを好むという点に着目してジュエリーブランドカルティエ店舗も国内免税店の中で最大規模でオープンした。特化店舗も多い。 20・30代の若い男性のための男性ゾーンには、国内免税店で初めてディオールオムが入店する。子供用商品を集めたベビーゾーンとオーガニック製品ゾーンなど、個人の好みを考慮したコーナーも増やした。
◆ SPAブランド、家族みんなの楽しみが終結したショッピングモール
ロッテワールドモールのショッピングモールでは、百貨店、免税店と差別化される身近なブランドを見つけることができる。10~30代がよく訪れるSPAブランドの店舗と生活用品、外食、ファッション雑貨ブランドの旗艦店がショッピングモールに集結した。ファッションブランドの中で最も大きな関心を引くのは、グローバルSPAブランドH＆Mのプレミアムラインのコス（COS）の店舗だ。コスはロッテワールドモールで国内で初めて披露されるブランドだ。生活用品やインテリア用品の需要が増え、インテリアブランドも多く入店した。 H＆Mの生活用品ブランドであるH＆Mホームが代表的だ。
この他にも、単独で入店するブランドを注視してみよう。スウォッチグループの時計編集ショップのアワーパッション（Hour Passion）、フォッシルグループのWSIが店を出し、スペインシューズブランドのスローウォークも国内で初めて進出する。
ショッピングモールでは、家族単位の顧客ための異色体験店舗も発見することができる。トヨタコリアの複合展示スペース、コネクトトゥー（Connect to）は、自動車専門の複合文化空間だ。日本最大のクッキングスタジオであるABCクッキングスタジオと地下1階に入る日本アニメの巨匠宮崎駿のスタジオジブリの公式キャラクターショップどんぐりの森は、単なるショッピング以上の体験をすることができるところだ。
大型店舗を活用した休憩スペースもある。6階に位置した、ユーストスパとジュリークスパでは、スパサービスを提供しており、ネイルアートショップや美容室も入店した。子供連れの買い物客は、キッズゾーンに立ち寄っても良いだろう。テディベア動物園は子供たちが屋内でクマのぬいぐるみを介して動物園を体験してみる空間であり、レゴショップ、ハンサトイなどのおもちゃブランドもショッピングモールに入店する。
◆ ギネスブックにも載った4D映画館…観覧動線840ｍ水中テーマパーク
上映館は地上5階から11階までテーマ別に構成された。10~11階には想像の未来都市というコンセプトで、超大型館スーパーフレックスGとスーパー4Dと呼ばれる国内最大の4D上映館が入った。総計622人を収容することができるスーパーフレックスGは2階に分かれており、オペラホールで映画を見るような感じを与える点がユニークだ。2階にはロッテシネマのシネカップル席を広い間隔を置いて配置し、余裕がある。
7~9階は公演が可能なステージが設置された広場になっている。小規模の団体客たちも妨害を受けずに映画を見ることができるように最適化された映画館があり、幼児連れの家族のための特化映画館であるシネファミリーも設置される。アルテアニは、アニメーション特化専用館として運営される。
63ビルとCOEXアクアリウム以来、初めてソウルに作られる都心型水中テーマパーク、ロッテワールドアクアリウムも見どころだ。エンターテイメント棟の地下1階と地下2階にある水族館は、延べ面積1万1240㎡（約3400坪）に5200規模の水を入れることができる水槽、650種5万5000匹の海洋生物で構成された。韓国の川、熱帯の川、アマゾン川、アシカ、ベルーガゾーンなど総計13個のセクションに分かれており、観覧動線だけで840に達する。
水族館の人気スターはやはり白イルカ、ベルーガだ。韓国内では初めてベルーガを常時観覧できるベルーガゾーンでは、最大体長4.5、体重だけで1.5の大規模な白いイルカの遊泳を見ることができる。水族館に設置された横25の国内最大のメイン水槽ウィンドウと85の長さの国内最長の水中トンネルは、海の中を歩くような、さまざまな経験を提供する。ロッテワールドモール側の水族館は、14種類の体験教育プログラムを運営しており、他の水族館との差別化を試みたと述べた。
- 毎日経済_企画取材チーム=キム・ジュヨン（チーム長）/ ソ・ジンウ記者 / イ・ユジン記者 / チョ・ソンホ記者 | (C) mk.co.kr
- 入力 2014-10-22 15:33:01
