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ワイドセルフィーができるGALAXY Note 4、セルカ棒は必要ないよ

サムスン GALAXY Note 4のカメラを作ったチョ・ソンデとチョン・チャンヒョン 

  • ワイドセルフィーができるGALAXY Note 4、セルカ棒は必要ないよ
  • < チョ・ソンデ首席研究員(右)とチョン・チャンヒョン課長 >

「GALAXY Note 4のカメラ開発の真っ最中だったころ、『セルカ(自分撮り)』熱風が起きていました。スマートフォンカメラの使用分析までしてみたところ、セルカ機能が最も重要であると判断されました」

GALAXY Note 4カメラ開発を主導したサムスン電子の無線事業部カメラ開発グループのチョ・ソンデ首席研究員(45)と商品戦略チームのチョン・チャンヒョン課長(38)は、セルカ機能に心血を注いだ背景をこのように明らかにした。 GALAXY Note 4のカメラを使用すると、最近のスマートフォンの必須アクセサリーと呼ばれるセルカ棒も必要ないというのが彼らの説明だ。

チョ首席研究員は「ひとつの画面に複数の人と風景を簡単に収めるためにセルカ棒を使用するが、『ワイドセルフィー(Wide Selfie)』機能を利用すれば、同じ効果を出すことができる」とし、「GALAXY Note 4のカメラはひとつの画面に収めることができる角度が広くなっただけではなく、パノラマ機能を使って簡単に複数人のセルカをきれいに写すことができる」と説明した。これだけでなく、前面カメラを片手で持ち上げた場合、撮影ボタンを押すのが容易でない問題をヘルスケア機能を導入して解決したとする。

スマートフォンの背面にある心拍センサーに指を置くと、写真が撮れるのだ。既存の音声や表情を認識して自動的に撮影するテクニックは、周囲の騒音や環境によって誤作動する確率が高かったが、心拍数を適用してセルカ撮影の利便性を加えたものだ。高解像度の背面カメラが自動的に人の顔を認識して写真を撮る前面セルカ機能もこうして開発された。

セルカ機能だけでなく、ハードウェア的にも一歩前進した。チョン課長は「初めて手ブレ防止機能(OIS)を含み、前面カメラのレンズの絞りの値を60%以上改善し、暗い場所でも鮮明な画像を撮ることができる」とし、「背面1600万画素、前面370万画素と、スマートフォンカメラとしては最高のスペックを持っている」と自信を見せた。

彼らは今後、スマートフォンカメラは、性能の発展と同じように、顧客のニーズに合った機能を開発することが重要であると強調した。チョ首席研究員は、「今後、様々なカメラ機能を追加し、顧客中心のユーザー・エクスペリエンス(UX)を提供するための努力を傾ける」と述べた。
  • 毎日経済_チュ・ドンフン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-11-04 17:31:23




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