「配達の民族」1400万ダウンロードの主役、Woowa Brothersキム・ボンジン代表

大統領表彰 

「我々はどんな民族ですか」

TVを見ている人なら誰もが一度は聞いてそうな、おなじみのフレーズ、まさにデリバリー食品専門アプリケーション「配達の民族」の広告文句だ。

配達の民族を開発したWoowa Brothersのキム・ボンジン代表は、2002年から、ネオウィズやNHNなど、今をときめく大企業のWebデザイナーとして活動していたが、すべてのことをやめて、2010年に創業戦線に飛び込んだ。世界の技術は変化するのに、自分は停滞していると感じたからだ。兄と一緒にカフェで偶然事業を開始した。おりしも、iPhoneが国内で発売され、スマートフォンブームの戦雲が漂っていた時期だった。

キム代表が初めて挑戦したアイテムは114の電話番号案内サービスをスマートフォン向けのアプリにすることだった。結果は失敗。膨大な電話番号の情報を集めることが、思ったより大変だった。

序盤から失敗したせいで、出血は大きくなかった。しかし、キム代表は「最初から経済活動が起こる部分を攻略しなければならない」という大きな教訓を得た。初心に帰った彼はデリバリー食品市場に注目した。一年で10兆ウォンに達するデリバリー食品市場にITを融合すれば可能性があるように見えた。そうして作られたのが位置基盤のデリバリー食品専門アプリ「配達の民族」だ。

配達の民族は、オープンマーケットに公開してから、二日にして1位を占めた。全国各地の飲食店情報を含んでいて、ユーザーの立場からはスマートフォンで周辺の飲食店を一目で見ることができ、その場で注文することができる。利用者が飲食店についての感想を書き残すため、チラシを介して一方的に飲食店の情報を知ることができていた過去に比べてより信頼性の高い情報が提供されている点も魅力的だった。

飲食店の店主の立場からも広告に伴う売上高の増加効果はもちろん、広告効果を正確に別途数値で確認できるため、広告費を支出するための拒否感が少ない。おかげで、加盟店の数は等比級数的に増加し、今では14万軒にのぼる。

3年が経った今、配達の民族は、累積1400万ダウンロードを記録している。配達の民族を介して取引されている注文件数のみで毎月400万件。毎日13万件以上の注文が行われている。注文金額の5.5~9%を手数料として受け取るWoowa Brothersの売上高は月20億ウォンを超えている。

配達の民族は、ブランド価値も認められている。ユニークなフォーマットのTV広告は、様々な広告のターゲットを席巻しており、直接作成したフォントを無料で配布し、デザイン企業としての競争力を高めている。

キム代表は「多くの人々がデリバリー食文化が発達した韓国にのみ関連するアプリだと考えているが、実はアメリカやイギリスで似たような業種の会社が既にたくさん出てきた」とし、「世界市場でトレンドをリードするリーダーになることが目標」と述べた。
  • 毎日経済_チョン・スンウ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-11-18 17:04:43