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経歴断絶女性、ママたちも「発明DNA」を目覚めさせて


  • 経歴断絶女性、ママたちも「発明DNA」を目覚めさせて
「エアビタ(airvita)イ・ギルスン代表も、私たちの協会から始めました。フェイスブックやアップルから分かるように、一人のアイデアが一国の経済を牛耳る時代です。見守ってください。韓国でも世界市場に通じる発明起業家が出てくるでしょう。私は、女性の中から出てくるだろうと信じています」

韓国女性発明協会のチョ・ウンギョン会長(60)の声には自信がにじみ出ていた。延世大食品工学科に進学した後、数十年の間、理工系の専門家として生き、株式会社ダソン(dason)を設立し、15年間「現場R&D」を実践してきた「発明の伝道師」らしかった。チョ会長は、今年で3年目の女性発明協会を率いている。

「100個の研究成果が出ても、実際に製品に活用されるのは3~4個にしかなりません。最も重要なのはアイデアを事業と連結させ、経済的価値を創出することです。商品名の一つで数百万ウォンを稼ぐ時代ですよ。難しく考えず、今すぐ始めてみてください」

チョ会長も特許のみで40個余りを持った「発明起業家」だ。彼女は「特に経歴断絶女性と赤ちゃんがいるママたちは立派な発明家になることができる」とし「子供連れ外出する時に便利な、取り外し可能なトイレやベビー抱っこ紐にかけるバッグフック、流し台の水道を足で開閉できる装置などは、主婦だからこそ可能な発明」と賞賛が溢れた。

「日常生活の中での不便を解決し、消費者の生活を変えます。大ヒット製品を作ると、堂々と中堅企業に成長することができます。このようなことが、まさに1人企業家であり、生活の中での創造経済ではないでしょうか。私たち協会のメンバーの中には企業人が700人程度いますが、このような発明企業人を多く育てることが目標です。子供から80代まで参加することができる教育プログラムと支援事業を用意しました。発明に興味のある人なら誰でも歓迎です」

来る19日は、50周年を迎える「発明の日」だ。韓国女性発明協会も多彩な行事を準備して「予備発明家」を待っている。15日から18日まで、ソウル・良才洞(ヤンジェドン)のaTセンターで「大韓民国の女性発明博覧会」と「世界女性発明大会」を開催する。19日から21日まで、KOTRA国際会議室では、グローバル女性IP(知的財産権)のリーダーシップ・アカデミーを開く。参加費はすべて無料かつ多様な景品とプレゼントも用意されている。

チョ会長は「IPアカデミーのような場合、外国で受講しようとすれば費用も侮れませんが、無料で聞くことができ、世界知的所有権機関(WIPO)の修了証も発行してくれます」とし「24カ国の発明品の数百点も見物して安価で購入もし、様々な体験コーナーで隠されていた『発明DNA』を目覚めさせていただければと思う」と笑った。
  • 毎日経済_シン・チャンオク記者/写真=キム・ジェフン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-05-14 19:51:31




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