[SNSの世界] フェイスブックやイッターで信用格付けにローンまで決定する


ドイツの格付け会社であるクレディテック(Kreditech)社は、フェイスブックやアマゾン、イーベイのアカウントから抽出した8000以上の変数をビッグデータとして活用し、融資申請者の信用格付けを評価する。フェイスブックのようなソーシャルネットワーク(SNS)から見える個人の性向を信用等級に反映すると、その顧客が借りた金を延滞するかについて、はるかに精巧に把握することができるからだ。申請者が提出した融資書類のスペルミスから社会的地位を推測し、評価審査に反映するほどだ。

米国のフィンテック会社であるオンデック・キャピタル(Ondeck Capital)社は、融資を申請した商工人が運営する会社の評判をSNSで確認して融資するかどうかを決定する。たとえば、レストラン社長が融資書類を差し出すと、フェイスブックやツイッターはもちろん、米国のレストランのレビューサイトの評価までを見て、信用格付けに反映する方式だ。SNSを軸に溢れ出てくるデータに基づいて、精巧に信用格付けを審査する「ビッグデータの信用評価」システムを構築したものだ。オンデック・キャピタル社は、このビジネスモデルに基づいて1兆5000億ウォン前後の企業価値を認められている。

韓国でもこのようにSNSをベースに信用評価をするシステムがもうすぐ初デビューする予定だ。24日、金融業界によると、KBフィンテック・ハブセンターと韓国NFC、建国大学金融IT部門とビッグデータ企業の3社は最近、共同で「ソーシャル信用評価協議体」を作って、韓国型のSNS信用評価モデルを構築することに乗り出すことにした。韓国で金融圏とフィンテック企業、大学が会って、SNS基盤の信用評価体制の構築に乗り出したのは今回が初めてだ。信用評価協議体の顧問は、ホン・ソンピョ前信用回復委員長とレッドヘリング(Red Herring)社のマイケル・ホン代表が引き受けることにした。

フェイスブックやツイッターなどの若年層が多く使うSNSに上がってきた投稿をもとに、金融データなしに個人信用度の調査を終わらせるというのが信用評価協議体の計画だ。

韓国NFCのファン・スンイク代表は「SNSで分析した信用評価結果を既存の信用評価資料と比較して、2件のデータがどれだけ関連性があるかをまず明らかにする計画」とし「明確な正の相関関係が出たら、以前の信用評価の結果をSNS結果に代替しても大きな無理がないという結論を下すことができる」と説明した。

  • < SNSの信用評価はどうするのか >

SNSで活動するデータを精密に収集して、どのような社会的活動が信用格付けおよび関連を結ぶことができるかを明らかにすることが最優先課題だ。たとえば、フェイスブックの活動グループや友人が多ければ多いほど信用格付けも高い仮説を立て、ビッグデータでこれを検証してみる方式だ。

▶ 消費パターンと生活水準の分析、金融取引のない学生も安価で融資

SNSで確認することができる家族関係、職業、結婚の有無も参考資料になる。単純な事実関係を把握するレベルを超え、日常生活の中でのパターンをビッグデータとして分析する。普段よく行く場所を通じて消費性向を分析し、交友関係を通じて生活水準を垣間見ることもある。SNSに主に肯定的な書き込みをしているのか、あるいはその逆なのかもビッグデータとして検証することができる。このように人の偏見が介入していない関連関係が出てくるまで、絶えず仮想の方程式を作るのだ。こうなると、今後はSNSを通じた評判管理をよくすれば、金融圏からより安価で金を借りることができるようになるわけだ。

システム開発が完了したら、高校を卒業して大学に入学する20代前半から仕事につく20代後半までの約10年間の信用格付け評価を受ける機会が開かれる。

個人間の融資(P2P)市場が短期間に大きく拡散する余地も生じる。建国大学金融IT学科のイ・ヨンファン教授は「これまでの金融取引の記録がなく、30%を超える高金利に苦しまなければならいた大学生が、はるかに低金利で金を借りることができる」とし「遅くとも来年上半期までに結果を出す」と語った。 KB金融グループは、信用評価を行える資料を提供しながら結果次第で、KB貯蓄銀行にこれを融合させて、実際の融資に活用する案も検討している。

信用評価協議体は最近、国内大手ポータルサイトのうちの一つと水面下での提携協約議論をしており、ディールが実現すれば、SNSの信用分析の正確度を大きく向上させることができると業界は予想している。
  • 毎日経済_ホン・ジャンウォン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-05-24 18:28:03