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[週末ユーモア] 寝たふりをして事故に遭ったバスから降り遅れた人


昨年4月に発生したセウォル号惨事に関する公聴会が始まりました。与党側の委員が欠席し、呼び出されて出てきた証人たちは「分からない、申し訳ない」との回答のみを繰り返す姿に怒りもこみ上げます。

だからなのでしょうか。21年前の1994年10月、32人の尊い命を奪った聖水大橋崩壊事件が再び思い浮かびます。嘘のように、本当に橋の真ん中が抜け落ちてしまったのですから、とんでもない事故でした。

最高裁は、聖水大橋崩壊が建設会社の不良施工のせいだと判断して、設計と施工、監理と監督を務めた関係者を全部共同正犯として刑事処罰しました。過失犯の共同正犯はそれまで法曹界では否定されていた概念であり、批判が提起されましたが最高裁は非常に断固としていました。

当時の最高裁の判決を要約すると「設計と施工、監督を務めた公務員まで各自の誤りが事故の直接の原因とすることはできなくても、すべての行為が合わさった結果、事故が起きたのは明白な事実であるだけに、全員有罪」としたのです。

セウォル号事故に、裁判所の積極的な意志が介入すれば、処罰を受けることになる人は非常に多くなるでしょう。

今日は実は、聖水大橋ではなく運命の話をしようとしていました。運命と縁起(巡り合わせ)は必ずくっついています。「縁起がある・ない」は、最終的には「あなたの運勢は、あらかじめ予定されており、決して避けるこ​​とができない」という言葉に続くからです。

運命を避けることができない不運な人とはどんな人でしょうか。

63ビル(韓国の汝矣島にある高層ビル)の下を歩いていて投身自殺した人に当たって死んだ人、よりによって医師がストライキしている日に病気にかかった人、上司の悪口を言っていると必ず背後から上司が登場する人。

聖水大橋崩壊により死んだ人のうちでは、橋の下に墜落したバスに乗っていた乗客が最も多かったのですが、そのせいか縁起のない人とバスを結びつけるブラックユーモアが出回りました。

バスの乗客のうち、縁起のない人べスト3
1. 席を譲らないために寝たふりをして、実際に眠り込んでしまい、自分の停留所で降り忘れた人
2. 直前の停留所で死ぬほどバスを追いかけて、去ろうとしているバスに乗った人
3. 直前の停留所で携帯電話で通話をしていて、バスの番号を見間違えて乗った人。

亡くなった学生が最も多く所属していた舞鶴女高では、今も追悼行事を行っていますが、関連した怪談も噂されています。

自殺した生徒がいたのですが、その生徒が先生の夢に現れ、「先生、私あまりにも寂しい。友達をちょっと連れて行く」と言ったそうです。落ち着かない気持ちで学校に行ったのですが、生徒があまりいません。後で聖水大橋が崩れ落ちたということを知ったそうです。

実話だと主張する人もいるのですが、鳥肌が立ちます。

このような不気味な気持ちで週末を過ごすわけにはいかないので、別の話を。

聖水大橋崩壊後、漢江の橋を車で渡るときに飲酒運転をする人が増えたという話です。40代の会社員もお酒に泥酔した状態で運転をして橋の前の検問で警察に引っかかりました。免許証を見せろという警察に彼が話した言葉は。
「いや、どうやって正気の状態で橋を渡れるでしょうか」

世間が騒がしいと一杯飲む人が増えます。酒に酔って混濁した世界を嘲笑する主人公が登場する中国の武侠映画『笑傲江湖』も官吏が腐敗して、盗賊が飛び回っていた頃の話ですね。
  • O2CNI_Lim, Chul
  • 入力 2015-12-20 08:00:00