ウェアラブル戦争...「何にでなる」時計、主導権争い加熱

サムスン「ギアシリーズ」に対抗して...LG、Googleと「G Watch」出す 

2~3年前から激しくなったスマート機器の競争がスマホから時計に移った。スマートウォッチなど、ウェアラブル機器の市場が急速に拡大するものと予想される。

19日、LG電子はGoogleのウェアラブル機器プラットフォームである「Android Wear」を適用した初のスマートウォッチ「G Watch」を、今年の第2四半期に公開すると発表した。具体的な時期は明らかにしなかったが、6月頃に市中にリリースすると予想される。

「G Watch」は製品開発の初期段階からLG電子とGoogleの間の緊密な協力のもとに、Androidプラットフォーム向けに最適化されたハードウェアの性能完成に焦点が当てられている。すべてのAndroidベースのスマートフォンに対応し、「OK Google」を使用すると、ユーザーはいつでも必要な情報を得ることができる。

LG電子MC事業本部長のパク・チョンソク社長は、「ウェアラブル市場でLG電子のデザインとエンジニアリングの能力を示す絶好の機会」と意味付けした。

G Watchの特徴は、Googleの核心的なサービスを時計に移したという点だ。「Google Now」を基本サービスとして搭載することが予想される。強力な音声認識機能で「オーケイグーグル」と言えば、飛行機の出発までの残り時間、競技のスコアなどを知ることができる。文字メッセージを送信することもできるし、アラーム設定をすることもでき、運動量を確認することもできる。具体的なスペックは公開しなかったが、カメラ機能は含まれていないことが伝えられた。

LG電子とGoogleのこのような動きは、サムスン電子が先月、スペインのバルセロナで開かれた「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)2014」でGoogleのAndroidではなく、独自のOS「Tizen」を搭載したスマート腕時計「Gear 2」と「Gear Neo」を披露したことと無関係ではない。

Gear 2とGear 2 Neo2は心拍センサーが内蔵されて運動に最適化されており、音楽再生やテレビや家電のリモート制御などの独立した機能をサポートしているのが特徴だ。

また、前作のGALAXY Gearとは異なりカメラを本体に内蔵し、交換可能なストラップで消費者が望む時計バンドに交換することができる。

ウェアラブル市場の先行獲得のための、サムスンの動きは速い。サムスン電子は17日、開発者がウェアラブル用Tizenアプリケーション(アプリ)を開発するためのソフトウェア開発キット(SDK)を公開した。ウェアラブル市場に限っては「サムスン=Tizen」公式を作るという強い意志を見せたわけだ。サムスンはGear 2で使用できる様々なアプリを確保している。

専門家らは、もうすぐウェアラブル機器のオペレーティングシステムは、「Google対サムスン」の構図で確立されると予想した。しかし、AppleがiOSベースの「iWatch」を登場させれば版図が変わる可能性が高い。

チョン・ヒョンテ韓国電子通信研究院(ETRI)ヒューマンコンピューティング研究室長は、「ウェアラブル・メーカー各社は製品自体も重要だが、OSと関連するアプリの生態系を確実に構築することが重要だろう」と語った。

市場調査機関のストラテジー・アナリティクスは、今年のスマートウォッチの販売量は昨年の100万台から600%増の700万台に達すると予想した。2015年には2340万台、2016年には3910万台、2017年には5510万台に達すると予想される。
  • 毎日経済_ソン・ジェグォン記者/イ・ギョンジン記者/ソン・ユリ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-03-19 17:39:53