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現代・起亜 韓国式の街頭応援...韓国ブランドを広める

国内唯一FIFA公式スポンサー…世界58ヶ国試乗イベントも開いて 

◆ブラジルワールドカップD-30◆

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2002年韓・日ワールドカップ6兆ウォン、2006年ドイツ・ワールドカップ10兆ウォン、2010年南アフリカ共和国・ワールドカップ20兆ウォン。国際サッカー連盟(FIFA)車両部門スポンサーとして国内唯一ワールドカップ公式スポンサーである現代・起亜自動車が、これまでワールドカップを通じて収めたと推定される有・無形の経済的効果だ。スポンサー費用1億ドルなどを含む各種マーケティング費用を勘定に入れても、「大当たり」を決めたものだ。現代・起亜自が2014年を最後に満了する予定だったFIFAとの公式パートナーシップ契約を2022年まで延長した理由だ。

「サッカーの国」ブラジルで開催される今回のワールドカップで、現代・起亜自動車がかける期待も特別にならざるを得ない。起亜自動車の高位関係者は、「ワールドカップマーケティングで、ヨーロッパと南米の他にサッカーへの関心が高い米国・中国・中東でも、現代・起亜自動車の認知度が大きく上昇すると期待している」と語った。

ブラジルワールドカップ公式スポンサーは現代・起亜自動車をはじめ、アディダス・コカコーラ・エミレーツ航空・ソニー・ビザなどだ。アディダスはスポーツ用品、コカコーラは飲料を後援するように、現代・起亜自動車はワールドカップ期間、すべての車両を独占提供する。貴賓用の最高級セダン、本戦進出32ヶ国の選手団用バスと乗合車、ボランティア用など、様々なイベントの車両まで網羅する。今回のワールドカップでは現代・起亜自が総1500台ほどの車両を提供する予定だ。2010年、南アフリカを訪れて直接ワールドカップ競技を観覧したりもした現代車の鄭義宣(チョン・ウィソン)副会長は、今回もブラジルワールドカップを訪れるものとみられる。

<現代自動車が13日、中南米攻略のためのソナタ・ハイブリッドをリリースした。現地の地形に合うようにエンジンとモーターの動力を制御する動力制御装置を新たに開発して装着した。>

現代・起亜自動車のグローバルワールドカップマーケティングは、昨年末の組み合わせ抽選が終わった後から本格的に始動がかかった。ワールドカップを1か月後に控えた現在、全世界の現代・起亜自動車の海外法人は、各地域の特性に合わせたマーケティング戦に突入した。

現代・起亜自動車はそれぞれ大規模なグローバル試乗イベントを進めている。国内はもちろん、ドイツ・ロシア・中国など、全世界58カ国で進行中だ。試乗顧客のうち、抽選を通じてワールドカップ競技観覧券とアマゾン観光券などを提供する。2010年に初めて施行して大きな呼応を得た「ファンフェスト」を今回も大々的に企画している。韓国式「街頭応援戦」だ。現代自動車はサンパウロ市の近くの休養都市カンポス・ド・ジョルダンに団体応援場所である「ファンパーク」を作り、直接運営する。大会期間の来月12日から7月13日までの1ヵ月間、リオデジャネイロ、ブラジリア、ポルト・アレグレなど、ブラジルの7つの都市で「ファンフェスト」を開催する。

1999年にFIFAスポンサーとして選定された現代自動車とは異なり2010年に合流した起亜自動車は、今回のワールドカップを契機に南米とヨーロッパはもちろん、米国・中国でも起亜自動車のブランドを引き上げる計画だ。初めて全世界の優秀ディーラーを選抜し、ブラジルワールドカップに招請するプログラムを用意したのもそのためだ。現代・起亜自動車はYoutube広告を始まりに、6月中旬以降は本格的な海外広告戦に入る。起亜自動車は初めて米国と中国法人でも自主的にテレビ広告戦を繰り広げる計画だ。

いっぽう、国内ではワールドカップ特需を事実上あきらめなければならない状況だ。セウォル号惨事追悼の雰囲気の中では大規模マーケティングイベントを進めるのは難しい実情だ。
  • 毎日経済_イム・ソンヒョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-05-13 17:29:58